「ポップアップウィジェット」がバージョン2でメガ進化!シャッター式ホームなどが非常に簡単に作れるようになったよ!

Androidが他のモバイル用OSと比べて圧倒的に勝っている点はどこかと聞かれたら、Tomは即答で「ホーム画面」と答えます。
「ポップアップウィジェット」は、そんなAndroidのホーム画面を彩る「ウィジェット」を更に一段階進化させてくれるアプリ。
その名の通り、好きなウィジェットをポップアップで表示させられるようにするものです。

そんな「ポップアップウィジェット」がバージョン2.0.0にアップデートされ、『ポップアップウィジェット2(Popup Widget)』になり、アプリUIが刷新されました。
しかし今回最も注目すべき機能は「複数のウィジェットを同時にポップアップ可能になった」点です。

※今回のアップデートと同時に無料版がGoogle Playから削除されたようです。

超簡単にこんなことができます

【OCTOBA】AndroidApp『Popup Widget 2』その1 |YouTube

左側の画面で使用させていただいたスキンはPopup BluR UIPopup Color UIです。

なんだかかつての「H-1グランプリ」優勝者によるシャッター式ホームが思い浮かびました。
特に”上下から挟み込む”ものや”左右から挟み込む”ものなどは実際やってみると楽しいですよ。

では実際にどこが変わったかを見ていきます。

アプリUIがスマートに刷新

近頃人気のカードスタイルを採用、よりスタイリッシュで軽快な動作を実現してきました。
メニュー類は全て左サイドに格納されましたが、ウィジェットの新規追加は右上の「+」ボタンから行います。

設定画面を開く、あるいは登録したものを削除する際、操作がひと手間増えてしまったことが唯一の難点でしょうか。
また設定画面では項目の並び順が若干変わっています。「位置強制」が中央付近に移動していたほか、「アニメ」の種類が減っています。

※なくなったのは「(上に)(左に)(右に)(下に)(中央に)(画面中央に)ポップアップ」アニメですが、これは「位置強制」で挿入位置を決めてから「ポップアップ」アニメを指定することで実現できるため不要になったのだと思われます。

ウィジェットを長押ししてリサイズ、移動、設定画面に遷移可能に

作成したショートカットをタップして、『ポップアップウィジェット』に登録したウィジェットをポップアップ表示させます。
この時に表示されたウィジェットを長押しすることで、サイズ変更と移動が行えるようになりました。
『ポップアップウィジェット』は『ssLauncher』と同じデベロッパ「ChYK」によって制作されているため、ウィジェットを1ピクセルずつゆっくり動かせるジョイスティックも搭載。

例えば横幅1080pxあるNexus 5の場合、ジョイスティックを使うことでウィジェットを移動・リサイズする時に、横方向に対して最大1080段階まで調節できるってことです。

また右下の小さなスパナアイコンを押すことで、対象のウィジェットの設定画面を開くこともできます。

複数のウィジェットを同時に挿入できると何が変わるか?

【OCTOBA】AndroidApp『Popup Widget 2』その2 |YouTube

今までのバージョンでも、1つずつウィジェットをポップアップさせることで複数個のウィジェットを重ねて表示することはできていました。
しかし今回、同時に複数のウィジェットをポップアップさせられるようになったことで、アニメーションを更に活かしたギミックが作れるようになっています。

※同時にポップアップさせられるウィジェットは最大で4つまでです。

ポップアップ表示させるウィジェット1つ1つの「速度」と「アニメ」を個別に指定できるため、緩急をつけたり異なる方向から挿入させることも可能です。

『ポップアップウィジェット2』の最大のメリット、それはこのアプリがホームアプリではないことです。
『ポップアップウィジェット2』で作る”ウィジェットをポップアップさせるボタン”は「ショートカット」なので、ほとんどのホームアプリやサブランチャーにも置くことができます。
挿入位置、大きさ、余白、アニメーションなどは全て『ポップアップウィジェット2』側の制御なので、ホームアプリ側の制限(例えばウィジェットを重ねて置けなかったり、微妙にずらして並べられなかったり、異なる方向からスライドさせられなかったり)を受けず、非常に高い自由度を幅広い環境で使えます。

普段は小さなショートカットとしてフォルダなどに纏めて置いておき、タップすることで大きな時計やカレンダー、天気、バッテリー情報、ブックマーク、RSS、メモなどのウィジェットをポップアップさせるようにすると、壁紙と大きなウィジェットを両立させて使うことができます。