【Androidニュースのまとめ】 2014年5月31日 ~ 2014年6月6日

[PR記事]

 

ソフトバンクが5日、プレスカンファレンスを開催し、感情認識パーソナルロボット「Pepper」を発表した。また、ソニーは世界最薄の5.3インチスマートフォン「Xperia T3」を、Dellは8インチタブレット「Venue 8」を発表している。さらに、スマートフォンとの連携機能も楽しめる玩具、小鳥ペットロボットの「てのりちゅっちゅ」が7月15日に発売予定だ。

【新製品】

(1) ソフトバンク&アルデバラン、Pepperを発表

20140609-summary-1
Pepper

ソフトバンク、そしてALDEBARAN Robotics SAS(以下、アルデバラン)は5日にプレスカンファレンスを開催し、感情認識パーソナルロボット「Pepper」を発表した。両社が2年の歳月をかけて共同開発したロボットで、2015年2月に19万8千円で一般販売開始となる予定。

PepperはクラウドAIを利用することで他の個体の情報も合わせて集合知による加速度的な成長が可能な感情認識機能を持っている。人間の表情と声から感情を推定することが可能で、その能力はクラウドAIのデータベースが豊富になることで成長する。各個体が経験したことはクラウドにアップロードされ、そこで集約されAIが成長するのだが、一個体だけでなく全個体のデータを一気に集めることができるので成長速度が驚異的なものとなる。

感情認識AIを利用できることで人とのコミュニケーションをある程度取れる上、運動能力も高い。自由度が高くスムースな動きができる腕、手に加え、顔や腰などの動きもスムースだ。連続駆動時間は約12時間と、バッテリーだけでもかなり持つ。

(2) ソニー、Xperia T3

20140609-summary-2
Xperia T3

ソニーモバイルコミュニケーションズは3日(英国時間)、スマートフォン「Xperia T3」を発表した。Xperia T3はフラッグシップモデルの「Xperia Z2」よりもスペックは劣るものの、デザイン面に特徴があるなど、ミドルレンジ向け端末としては魅力を備えている。

ステンレスフレームを採用することで高級感あるデザインを実現し、ボディの厚みは約7mmと薄い。約5.3インチのディスプレイを搭載するスマートフォンとしては世界最薄となる。ボディサイズは約77×150.7mm。重さは約148gだ。

20140609-summary-3
Xperia T3はメタルフレームを採用している

ミドルレンジ向け端末と述べたが、ディスプレイは約5.3インチ、解像度は720×1,280ドットで、プロセッサはQualcomm Snapdragonクアッドコア1.4GHz、メモリは1GB RAM、8GB ROMだ。しかし、Xperiaシリーズならではのスタミナモードやカメラの多彩な機能等は採用している。

7月以降に発売となる予定。

(3) Dell、Venue 8

Dellは8インチディスプレイを搭載したタブレット「Venue 8」を発表した。このVenue 8は海外だけでなく日本でも7月に発売予定。おそらく日本での価格も手頃なレベルに設定されるはずだが、米国では199.99ドルからとなる。

20140609-summary-4
Venue 8

ディスプレイ解像度が1,920×1,200ドットである点が大きな魅力でOSはAndroid 4.4。プロセッサはIntel Atom Z3480で、メモリは1GB、ROMは16GBだ。ネットワーク対応はLTEも含めて可能だが国内販売モデルがWi-FiモデルになるのかLTEや3G対応モデルになるのかはまだ発表されていない。

(4) 小鳥ロボット「てのりちゅっちゅ」

玩具メーカーのジョイパレットは7月15日に小鳥型のペットロボット「てのりちゅっちゅ」を発売する。価格は1,800円で、カラーバリエーションは6色。

20140609-summary-5
てのりちゅっちゅの遊び方

てのりちゅっちゅは、くちばしに息を吹きかけるとさえずり、笛を吹くと歌を歌い、体も動くという歌うロボットだ。曲は全部で20曲を収録しているが、プラスすることもできる。ボーナス曲4曲、そして公式サイトのミニゲームをクリアするとシークレット曲10曲を加えることができる。さらにスマートフォンとの連携も可能だ。

20140609-summary-7

下はAmazon.co.jpでの商品リンク。

  

  

【新アプリ】

(1) ナビタイム、ツーリングサポーター

ナビタイムからバイク専用のナビゲーションアプリがリリースされた。普段自動車用のナビゲーションアプリを使っていた方には朗報だ。この「ツーリングサポーター」はバイク乗り用に作られたものなので、そのための機能が搭載されているからだ。

20140609-summary-6b

なお、価格は基本機能が無料で、一部機能は有料となっている。月額400円の有料サービスへ加入すれば全ての機能を利用できる。また、「auスマートパス」向けの「ツーリングサポーター」も用意されている。こちらは一般向けバージョンから一部機能がカットされているものの、無料版よりも機能が豊富なのでauスマートパスの会員には嬉しいはずだ。

ルート検索では景観の良い場所を走れる「景観優先」という条件設定があり、ナビゲーション時には目的地の方向と距離だけを示すコンパス表示も利用できる。コンパス表示を使えば完全に自由な走りをすることもできるので気楽に走りたい時には便利だ。

また、ツーリングのログやメンテナンス記録、カスタマイズ記録を残せるバイオグラフィー機能も便利だ。

→Google Play/ツーリングサポーター
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.navitime.local.bike

【あとがき】

ソフトバンクがロボットPepperを発表しました。既にソフトバンクショップ表参道と銀座には配備されていますが、いずれ順次各店舗へ拡大される予定です。おそらくPepperと出会う機会が増えてくるはずです。スマートフォンとの連携機能なども利用できるようになってくるかもしれません。また、手頃な価格帯の玩具「てのりちゅっちゅ」も発表されました。他にもスマートフォン連携を楽しめるおもちゃや食玩などが出てきています。今後はそういった分野の商品も楽しみですね。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!







おすすめ光回線と絶対に後悔しない選び方
  • ※お手持ちの端末や環境によりアプリが利用できない場合があります。
  • ※ご紹介したアプリの内容はレビュー時のバージョンのものです。
  • ※記事および画像の無断転用を禁じます。

執筆者