【Google I/O 2014】Chromecastアップデート予告!Androidミラーリング、Backdrop拡張、ダイレクトキャストなど利便性が格段にUp
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開発者向けイベント「Google I/O」にて、Chromecastのアップデート予告がなされました。
国内向けは4月に販売が開始されたばかりの製品ですが、海外では昨年より売られており、スマホ等と比べて低価格のため人気を読んでいます。
今度のアップデートでは、これまでユーザーが不便に感じていた部分を大幅に改善したようで、かなり注目されるものと思われます。
現状のChromecastの主な機能は、対応したサービスに繋いでコンテンツを表示することです。
ただ、現状でもPCモニタ(Chromeブラウザのタブ)をTVに表示(=ミラーリング)することは可能です。
が、Android端末の画面を表示する機能は(標準では)持っていませんでした。
今回、原則的にどんな画面でもスマートフォンの画面をそのままテレビに飛ばせるようになる仕組みが発表されました。Android端末の画面を独自プロトコルで圧縮して転送するミラーリング機能となるようで、今後のアップデートでベータ版が提供される予定です。
タイムラグも若干あるため例えば音ゲーや格ゲーなどタイミングが重要なゲームをミラーリングするには耐えられない可能性が高いですが、それでも現在のChromecastでPC版Chromeのタブをミラーリングした時よりは遥かに安定している印象です。
速度と高い安定性を得られやすい宅内Wi-Fiを使うことにも起因していそうです。
タイムラグが気になる方はキーノート(記事末尾のリンク)02:05:00あたりを再生してみてください。
Chromecastには電源ボタンがありません。このため一度ケーブルを繋げば電源は入りっぱなしとなりますよね。
見たいコンテンツをキャストしている時は良いのですが、見終わった後、Chromecastの画面がどうなるかは覚えていますでしょうか。
美しい風景の写真がスライドショーのようにかわるがわる表示されていたかと思います。この部分が拡張され、自分の好きなものを表示できるようになります。
公式アプリ「Chromecast」に新しく「Backdrop」という項目が追加され、自前のGoogle+ 写真アルバム、ニュース、天気予報などを選択して表示させることが可能に。世界の美術や風景写真なども選択可能なようです。
写真はGoogle I/O 2014のキーノートの基調講演の様子ですが、iOSデバイスが使われています。
Backdropは要するにChromecastを使っていない時に表示される画面です。普段ならコンテンツを見終わったらチャンネルを変えるか電源を落とすかと思いますが、そのまま美しい写真をスライドショーとして流してみるのも良いかもしれません。往々にしてTVの画面はPCモニタより大きく綺麗なことと思いますので、インテリアの一部としても非常にマッチするものと思われます。
待望のアップデートは今年夏提供予定。
現在Chromecastを使うには、端末とChromecastを同じネットワークに繋げておく必要があります。
今後のアップデートでこの制限が若干緩和され、「近くにあるChromecastに直接キャスト」できるようになる模様です。
イメージとしてはWi-Fi Directというよりはプッシュ通知のようなものでしょうか?これで例えば友人宅に訪ねて行った際、YouTubeをキャストしようとした時に相手のWi-Fiルーターのパスワードなどを聞く必要がなくなりそうです。
Chromecastに美しい景色が写された時、その写真をどこから拾ってきたのか気になったことはありませんか?
今後はGoogleの音声検索を用いて「what’s on my chromecast?」と尋ねれば、端末に現在のBackdrop画像の関連情報が表示されます。
・Google I/O 2014 – Keynote|YouTube
・Chromecast
・【Chromecastの使い方】まとめページ : もうPCモニターで動画を見る必要ナシ!全部TVで見よう!【随時更新】 | オクトバ
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