『Notable: Quick Reminder』は、通知領域にメモを置けるアプリです。リマインダーの名の通り通知機能も持っており、以前紹介した「Notif」や、Google Now / Keepなどのリマインダーに近い感じで非常にお手軽に使えるところが魅力です。
更に『Notable』はフローティングウィンドウを使っているため、どんな画面を開いていても通知からサッと呼び出してリマインダーを作成可能!
①アプリを起動
②チェックマークの色を決める。これは通知領域に表示される画像の色です。
③テキストを入力
④アラームが必要な場合は時間をセット
これで完了です。
例えば「帰りにSuicaをチャージする」とか、「傘を持っていく」とかの雑多な要件をわざわざカレンダーに書き込むのも面倒ですよね。そんな時に活躍します。
作成したメモは通知領域に置かれます。
「Done」を押すと完了扱いとなり、通知が削除されます。
「Add reminder」と書かれたほうの通知をタップするとNotableのエディットウィンドウが即座に出現。フローティング(画面全部を使わない)なので他のアプリを開いていても気軽に呼び出せます。
設定画面では、通知領域に本アプリで表示する通知のプライオリティ(優先度)やタップした時の動作を変更可能です。
Androidの通知は優先度の高いものが上に来るようになっていますので、優先度を変更することで表示させる位置の変更ができます。
通知(リマインダー)をタップした時のアクションは3種類あります。
・Dismiss remainder…タップした通知(リマインダー)を消去
・Show detail screen(デフォルト)…その通知の概要を表示
・Edit…その通知の内容を編集
ショートカットではなく、『Notable』アプリを開くだけで起動できるので、ほとんどのサブランチャーで呼び出すことができます。
スワイプなどを活用してどんな画面からでも起動できるタイプのサブランチャーと組み合わせると良いでしょう。
アプリUIがフローティングウィンドウになっているので、他のアプリを起動しててもその上に重ねて出すことができます。
ブラウザを眺めてて見つけた情報や検索したい単語などをちょっと書き留めておきたい時、その部分を見ながら記入もできます。また、共有から送ることもできるので、かなり簡単に入力することができます。入力した文字がそのままリマインダーにもなるところがミソです。
更に作成したテキストは通知領域に置かれるため、こちらもアプリを切替えたりせずに何度でも確認できます。
標準のロック画面にはウィジェットが置けますよね。
『Notable』はこのウィジェットを拡張してくれるアプリ『DashClock Widget』に対応しています。
これでメモった後に画面消灯しても、再度点灯してロック解除して通知領域を引っ張る手間がかかりませんね。
お手軽に使えるメモ帳が欲しい、とにかく手間のかからないリマインダーが欲しい、いつでもサッと起動できるものが良いといった願いを全部一気に叶えてくれるナイスなアプリです。
KitKatでは標準で対応していますが、それ以外のOSでフルスクリーン(ステータスバーが隠れている)状態の時に通知を呼び出したい場合は「Smart Statusbar」をどうぞ。
Donate版(99円)を購入すると、Google NowやKeepのように位置情報を使った通知を作れる等、更にいくつかの機能が使えるようになるようです。