Googleは24日、『Chrome Beta for Android』をバージョン37へアップデートしました。このバージョンではマテリアルデザインを取り入れるなどの変更が行われています。
『Chrome Beta for Android』はAndroid版Chromeの新しい機能などをβ版として利用できるアプリで、通常の『Chrome』とは別のアプリとしてPlayストアで公開されています。
今回の変更点としては
・Material Design対応
・シンプルなサインイン
・バグフィックス
となっています。
通常の『Chrome』と比べると、デザインの違いもよく分かります。
左:Chrome Beta 右:Chrome
URL入力部分はアクティブになる時にアニメーションします。また、開いているタブの数が表示されなくなりました。
左:Chrome Beta 右:Chrome
タブ一覧画面もよりフラットに。
Googleを開いているタブを見ると、フォントも変更されています。
左:Chrome Beta 右:Chrome
シークレットモードは紺から黒へ。
Chromeでのサインインは、端末に登録されているGoogleアカウントと連携され、個別にサインインする必要はなくなりました。
デザイン的な部分は、フラットになった印象は受けますが、もともとUIがそれほど目立つものでもないのでそこまで違いは見られません。とはいえURL入力欄をタップした時のアニメーションなどは、これまでのものに比べMaterial Designの動きを感じることができます。
Chrome Betaでの変更点は、今後バージョンアップを重ねた後に通常のChromeにも適用されていくことになります。
・Chrome Releases: Chrome Beta for Android Update
・Google Chrome Blog: Simplified sign-in with Chrome for Android