Samsung、中国市場でついに首位陥落!Xiaomiのシェア急増に対抗できず

市場調査会社Canalysが8月4日に発表したレポートよると、2014年第2四半期(4~6月)の中国市場におけるスマートフォンメーカーのシェアにおいて、2年以上に渡って首位を守ってきた韓国Samsungが2位に転落した事が分かりました。
また、爆発的にシェアを伸ばした中国Xiaomi(小米科技)は、初めて首位を獲得しています。

ローエンドモデルが好調、爆発的にシェアを伸ばす


中国市場におけるスマートフォン出荷台数 Canalys調べ

Xiaomiは前年同月比240%増の約1,500万台で、中国市場において14%のシェアを獲得。続くSamsungのシェア率は12%となりました。3位には同率で中国Lenovo、中国Yulong、5位に中国Huaweiがランクインしています。
Xiaomiは低価格・ハイスペックなハイエンドモデル「Mi 4」を製造・販売する一方、ローエンドシリーズである「Redmi」などの売れ行きが好調で、今後もシェアは拡大すると見られています。
ただし、Xiaomiが今後も成長していくには「Mi 4」のようなハイエンドモデルの業績を伸ばすことが必要、との見方もあるようです。

日本国内でもSamsungのシェア低下が報じられましたが、世界的に見ても同様のようです。それでも世界シェア1位の座は依然として守られていますが、今後の動向が気になるところです。

関連情報

Xiaomi tops Samsung as China’s largest smartphone vendor|cnet(英文)
Xiaomi becomes China’s top smart phone vendor|canalys(英文)