気象庁は、降水域の分布を高い解像度で解析・予測する「高解像度降水ナウキャスト」の提供を本日2014年8月7日13時より開始しました。
これにより、250m四方の細かさで30分先まで予測が可能となりました。
サービスの主な概要
従来の「降水ナウキャスト」は、降水域の分布を1km四方で予測していましたが、新たに提供を開始した「高解像度降水ナウキャスト」では、5分ごとに30分先まで、250m四方の細かさで予測します。
「高解像度ナウキャスト」は全国20ヶ所の気象ドップラーレーダーを更新整備するとともに、強い降水域のデータの予測技術を開発により実現したもので、気象庁・国土交通省・地方自治体が保有する全国約10,000ヶ所に設置された雨量などの観測データを活用しています。
スマホからも確認できる
スマートフォン用のサイトも用意されているので、外出先でも急な雨を確認することができます。
PC・スマホともこちらのURLよりアクセスできます。
https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/
静止画のほか、3時間前から1時間後までアニメーションでも雨の強さを確認できます。
縮尺は2kmまで拡大でき、地図上でピンチイン・ピンチアウトすることで拡大・縮小も可能です。
関連情報
・気象庁|高解像度降水ナウキャストの提供を開始します
・気象庁|高解像度降水ナウキャスト