日本語入力アプリと言えば「ATOK」や「Google日本語入力」が有名ですが、ある意味もっと有名な見た目を持つアプリが『8bit キーボード ウィンドウ』です。
画面を見ればすぐに分かりますね。そうオッサン世代直撃、あのゲームの文字入力画面を模したキーボードアプリです。
本アプリは他のアプリのスキンなどではなく、単体で日本語入力として使用できるアプリです。まずは本アプリを使用できるように設定しましょう。
- スマホ本体の設定から「言語と文字入力」「キーボードと入力方法」と進み、本アプリを有効化します。
- 次に、どこかでテキスト入力する際に通知領域を下ろし「入力方法を選択」をタップして本アプリを選びます。
これで本アプリによる入力が可能となります。
改めて見ても…これが21世紀のスマホの日本語入力か?と思ってしまうインパクトがあります。
ついついカーソルで入力する文字を選びに行ってしまいそうですが、ちゃんとタップで入力できます。漢字変換ももちろんできますよ。
キーボードの「カナ」部分を長押しすると設定画面を開くことができます。
設定は細かく、かなり本格的なアプリのように見えます。
というのも、本アプリは『Google 日本語入力』のオープンソース・ソフトウェア版である「mozc」というものを使って作られています。なので、細部に違いはあるものの、大まかには『Google 日本語入力』と同じようなアプリとなります。設定画面もほぼ一緒です。
Google 日本語入力と同じく、キーボードのタイプを複数から選ぶことができます。特徴的なGodanキーボードだってありますよ。
8bitキーボードは本アプリオリジナルで、ゲーム中での表示のように、50音配列で入力できます。カタカナを直接入力できるものもあります。
また、本アプリはスキンもいくつか用意されており、なんだか残りの体力が少ないようなスキンや、誰か仲間が死んでしまったようなスキンもあります。普通のキーボードアプリっぽいスキンもあります。
これがバッテリー残量と連動して白→オレンジ→赤と変化したら面白かったですね。
まるでドラクエのような入力画面に、面白系のアプリかと思いきや、実は中身はGoogle日本語入力とほぼ同じという高機能。このギャップがまた素晴らしいです。
本アプリのデベロッパーはこのほかにも8bit系のアプリを数多く出しています。全部揃えてスマホを8bitワールドにしてみるのも面白そうです。