昨日発表された「iPhone6」「iPhone6 plus」「Apple Watch」など、Appleの新製品群ですが、一夜経ってもネットはこの話題で持ちきりです。
そんな中、Appleの発表会中のツイートを可視化したグラフがなかなか面白い動きを見せています。
More than 2.4m Tweets about #AppleLive: see how it played out
LINK: https://t.co/7kzyXmHnrL pic.twitter.com/uqbcovKYGq
— Twitter Data (@TwitterData) 2014, 9月 9
このグラフは#AppleLiveのハッシュタグ付きのツイートなどを集計し、TwitterReverbが公開したものです。
これによると、「iPhone6」「iPhone6 plus」発表と共に急激にツイート数が増えているのが分かります。その後しばらくはなだらかに増減を繰り返します。
そして、最もツイート数が伸びた瞬間が「Apple Watch」発表時です。ここで急激な右肩上がりを見せます…が、その後ほぼ同じ角度で急降下を始めます。
これは恐らく「Apple Watch」のデザイン等が発表された辺りではないでしょうか。国内のツイートでも「思ってたのと違う」「ダサい」など、やや批判的なツイートが多く見られましたが、やはり多くの方がもっとスタリッシュで革新的なデバイスを期待していたのではないでしょうか。
さらに、この変化はAppleの株価でも起きていたようです。
なんということでしょう、午前2時の発表会開始直前まで上げ相場だったapple社の株価が、発表と同時に下げに転じ、販売価格発表の2時30分過ぎに小康状態。AppleWatch発表後、下げ加速。 pic.twitter.com/VDBs1bqcdM
— いとー@日本 (@transistor) 2014, 9月 9
ツイート数とほぼ同じような曲線で、一時的な高騰・急下落を見せています。株価についてはTwitterと違い、投機目的での買い→発表後即手放す、という流れが毎回あるようなので一概に同じ反応とは言えませんが、急降下のポイントがほぼ同じタイミングというのは面白いですね。
株価の変動は現WIRED副編集長Jow Brown氏もTwitterにて公開しています。
Why Apple's stock goes down after a big announcement: a graphical analysis by moi pic.twitter.com/ziEmGPhGYu
— Joe Brown (@joemfbrown) 2014, 9月 9
「iPhone6」「iPhone6 plus」についてはほぼリーク通りの内容だったので、あまりサプライズ感はなかったように思えます。間もなく販売も開始されますが、実際の売れ行きはどうなるのか楽しみです。