Mercuryブラウザ : そんなことも?クラウド連携もできる多機能ブラウザ

スマートフォンを買うと既に「ブラウザ」や「Chrome」がインストールされているので、それを使っている方も多いと思います。
今回ご紹介する『Mercuryブラウザ』は、多機能で便利さを持ち合わせたブラウザアプリです。

ChromeやFirefoxのブックマークを呼び出せる

ブラウザを乗り換えるって、けっこうハードル高いですよね。慣れの問題もありますし、設定やブックマークもありますし。
私も普段はChromeを使っていますが、PCとスマホでブックマークや開いてるページが同期されて便利なんですよね。
しかし、本アプリはChromeやFirefoxのブックマークを呼び出すことが可能です。

まずはMercuryにメールアドレスを登録します。FacebookやGoogleでのログインも可能です。ログイン後、サービス管理画面より「ブックマークの同期」にチェックを入れます。

同期を有効にすると、MercuryでログインしたPCや他のスマホとも同期してくれます。

PC側の設定です。
公式サイトよりChromeやFirefoxのプラグインを追加し、こちらもログイン後に「ブックマークの同期」にチェックを入れます。

すると、まもなくChromeに登録してあるブックマークデータをMercuryブラウザで使用することができるようになります。

試しにPCのChromeで適当なページをブックマーク追加・削除してみたところ、ほぼリアルタムでMercury側に反映されました。

逆にMercuryでブックマークを追加してみたところ、Chrome側には反映されませんでした。原因は分かりませんが、24時間以上経っても反映されないため、仕様なのかもしれません。

なお、ブックマークはHTMLによるエクスポート/インポートにも対応しています。

パソコン用サイトも見れる

オクトバもそうですが、最近は「パソコン用」と「スマホ用」に分けているサイトが多くなっています。
これはサイトがユーザーエージェントで自動判別しているのですが、そのユーザーエージェントを変更することで、スマホからPCのサイトを簡単に見ることができます。

なかにはPCサイトのほうが詳しい内容が書かれている、というサイトもありますよね。そういうときに重宝しそうです。

オンラインストレージとの連携

何でもかんでも連携させりゃいいってわけでもないですが、DropboxやGoogle Drive、Box、OneDriveといったオンラインストレージサービスと連携することも可能です。
例えばウェブサイトの画像を保存したい場合、通常なら一旦端末のダウンロードフォルダに保存されますが、本アプリの場合は「Dropboxへ送る」をタップすると簡単にDropboxに画像を保存できます。

多彩なメニュー

メニューには全21項目の中から、自分が必要な項目だけを表示させることが可能です。
例えば「画像なし」を設定しておけばウェブサイトの画像を読み込まないので、3G/LTE環境でデータ通信量を節約したいときにピッタリです。

また、URL入力時に「.com」や「.co.jp」を補完してくれたり(ATOKとGoogle日本語入力で試してみたところ、どちらも使えました)、指によるジェスチャー操作で画面に切り替えなども可能です。

ほかにも、テーマ変更機能やプラグイン機能など、今回ご紹介した以外にも機能満載です。
多くの機能のなかから、自分なりの“使いやすさ”をぜひ探してみてください。