Googleは、今年夏から秋にかけて撮影した三陸海岸のストリートビューを公開しました。
これは今年6月に開始した「海からのストリートビュープロジェクト」によるもので、漁船を使用し、釜石や大船渡など8エリアを撮影しました。
被災地を海から記録
「海からのストリートビュープロジェクト」は、東日本大震災で大きな被害を受けた地域を記録する「東日本大震災デジタルアーカイブプロジェクト」の一環で、これまでの陸からのストリートビューに加え、新たに海からの視点を記録していく取り組みです。
・Googleが「海からのストリートビュープロジェクト」開始、被災した三陸海岸を撮影して来年公開 | オクトバ
公開されたストリートビューは今年6月から9月にかけて撮影した、大槌、釜石、大船渡、陸前高田、気仙沼、南三陸、雄勝、塩竈の8エリアです。
専用のマウントを使って漁船に取り付けた撮影機材「トレッカー」を使用し、地元の経験豊富な漁師さんたちが、養殖場や岩礁を避け、可能な限り陸に近づきながら船を操縦し、総撮影距離400kmを撮影しました。
撮影の様子などはYouTubeで公開されています。
・三陸を海から、地元で活動する人々がストリートビュー – YouTube
関連情報
・三陸を海からストリートビュー – ストリートビュー – Google マップ
・Google Japan Blog: 東北海からのストリートビューを公開します