Opera Max – Data manager : あらゆるデータを圧縮!データ通信量節約にオススメ!

先日日本での正式対応をお伝えした『Opera Max – Data manager』を数日間使用してみたので、ご紹介します。基本的には以前ベータ版で紹介したものと変わりなく、簡単にデータ通信量を節約する事ができます。

データ通信を圧縮!

アプリを起動するとOperaとの接続が開始されます。日本未対応の時はここで弾かれていましたが、現在は問題なく接続できます。

接続時にこのような注意が表示されますが、チェックを入れて「OK」をタップします。
この辺りの詳しい説明は以前のベータ版で紹介しているので、こちらを参照してください。

MVNO普及の起爆剤となるか?軽量ブラウザで有名なOperaが全ての通信を圧縮する「Opera Max」ベータ版を提供開始!

その後、自分のスマートフォンにインストールされている中から特に節約量の多いアプリが表示されます。私のアプリの中では最大55%節約されるようです。多くの方が使用しているであろう「Chrome」の節約量が高いのは嬉しいですね。

Wi-Fi接続時はご注意!

本アプリはモバイルデータ通信時のみ圧縮を行い、Wi-Fi接続時は通常の通信を行います。通信量制限のあるモバイルルーターなどと接続する場合は注意してください。

実際に約2日間使用してみた結果がこちらです。基本的にWi-Fiに繋いでいる事が多いので、あまり効果はありませんでしたが、それでも約12%節約されていることが分かります。

特に難しい設定もなく、インストールするだけでこれだけの節約ができるアプリですが、7日間に一度パスを取得する必要があるので注意してください。とは言っても1回タップするだけで煩わしい事はありません。

クオリティーや速度は?

アプリの設定からはステータスバーに表示するアイコンの有無や、画像・動画の圧縮率をOFF/低・中・高から選択できます。圧縮率が高いほど節約効果は期待できますが、画質はある程度低下していまいます。詳細はこちらでも解説してあるので、参考にしてみてください。

Opera Max に関するよくある質問

このように非常に便利なアプリですが、別のサーバーを経由するとなると、速度が遅くなるような気がしますよね。という事で『Opera Max』使用時/未使用時で速度を測定してみた結果がこちら。

ほぼ変わりありません。むしろ使用時の方が3Mbps程速くなっていますが、誤差の範囲でしょう。速度については気にする事はなさそうです。実際、私はベータ版の頃から利用していますが、速度の変化を体感した事はありません。安心して利用できるのではないでしょうか。

アプリ毎の通信量が一目で分かるので、節約できている実感が湧きます。毎月通信量制限に引っ掛かってしまう方や、通信できるデータ量の少ないMVNOを使用している方にオススメのアプリですよ。