オセロのようでオセロじゃない!
プレイ次第では最後の最後まで勝負の行方が分からないボードゲーム『pots』をご紹介します。
ファミコンやゲームボーイ向けの「SPOT」というゲームと同じルールとのことですので、懐かしく感じる方も居るかもしれません。
potsはマスに置かれたコマを動かすゲームで、最終的に持ちゴマが多いプレーヤーが勝ちとなります。
コマの動かし方は2種類です。
動かしたいコマを中心に、外側のマス8個(上の図の黄色)に「コピー」できます。名前の通り、マスが増えます。
コピーの外側のマス16個(上の図のオレンジ)には「ジャンプ」できます。ジャンプはマスが増えず、移動するだけです。
ただし、相手(敵)のコマが既に置いてある場合は、コピーもジャンプもできません(動かせるマスには色がついて知らせてくれます)。
このゲームは逆転のチャンスがあらゆるところに隠れています。
例えば、赤のコマを矢印の場所へとジャンプします。動かした先の周囲のコマを自分の色に変えることができるので、この場合、ジャンプしたマスの周囲の青いコマが赤に変わります。
逆に、その周辺の青がコマをコピーして動かすと、さっき赤になったコマも全て青になります。
赤はコマ数を増やしたつもりでしたが、結果的に動かした先のコマは全て青になってしまいました。
持ちゴマの数が減ってピンチの状態であっても、1つのコマを動かせば最大で8個のコマを自分の色にすることもできるので、最後の最後まで勝負の行方は分かりません。
最大4人まで一緒にプレイできます。4人のときはカオスな状態になりがちです…。
オセロと違って縦横・斜めの直線で揃える必要がないので、終盤までどうなるか分かりません。最後の最後で形勢逆転もあり得ますので、最後までハラハラドキドキしながら楽しめます。
言葉や画像では複雑なルールに伝わってしまいそうですが、プレイしてみるとルール自体はシンプルです。こちらのプロモーション動画も参考にしてみてください。
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