富士通は12月5日にイオンでSIMフリーのAndroidスマートフォン「ARROWS M01」を販売開始する。また、ビックカメラは店舗内で無料で利用できる無線LANサービスの提供を開始した。手軽な手順で利用可能になることが特徴の一つとなっている。
【富士通、ARROWS M01】
富士通は12月5日から全国のイオンでARROWS M01を発売する。同社がMVNO市場向けにSIMフリーのAndroidスマートフォンを投入するのはこの端末が初となる。従来のARROWSシリーズと同様に「ヒューマンセントリックエンジン」を搭載し、クリアな音声通話や、各種便利機能を利用することができる。
ARROWS M01
ただし、大手通信キャリア向け端末と違い、「全部入り」ではないことには注意が必要だ。ワンセグやフルセグ、FeliCaは非対応となっている。
主な仕様はOSがAndroid 4.4、プロセッサはMSM8926 1.2GHzクアッドコア、メモリは1GB RAM、8GB ROM、ディスプレイは約4.5インチ、解像度720×1,280ドット、ボディサイズは約138×67×10.9mm、重さ約153gとなっている。3G、LTEに対応し、LTEでは下り最大150Mbps。
【ロジック、自撮り棒「Selfo」】
海外では人気商品ジャンルになりつつある「自撮り棒」「セルフィースティック」などと呼ばれる製品だが、日本市場でも各社から登場してきている。ロジックはスマートフォンの背面カメラでの自撮りがしやすい、ミラー付きの自撮り棒「Selfo」を発売した。
Selfo
Selfoは握り手側にリモートシャッターがつき、反対側にスマートフォンホルダーを搭載している。ホルダーにスマートフォンをセットし、オーディオ端子にケーブルを接続すれば、手元のリモートシャッターでシャッターを切ることができるようになっている。
BluetoothやWi-Fiを使っていないので、バッテリー切れや充電の必要がない点が特徴の一つ。いくつかのカラーバリエーションもある。
【ビックカメラ、店内無料Wi-Fiサービス】
ビックカメラとワイヤ・アンド・ワイヤレスは11月27日より店内無料Wi-Fiサービス「Bic_Wi2_WiFi」を提供開始した。このサービスは、来店した方、誰でも利用することができる。
利用開始手順
スマートフォン、タブレットなどからSSID「Bic_Wi2_WiFi」に接続し、ブラウザを起動して「Wi-Fiに接続」をタップし、利用規約に同意すればインターネット接続が利用できるようになる。一般的な公衆無線LANサービスと比べて手順が楽な点が特徴。
まずは有楽町店から提供開始し、順次各店舗に拡大する。
LINEいますぐ予約
LINEは、飲食店の空席情報をLINEのトーク上でリアルタイムに検索できるサービス「LINEいますぐ予約」を提供開始した。LINEで「LINEいますぐ予約」の公式アカウント「@imasugu」を友だち追加し、このアカウントに対して予約希望人数をトークで送信するだけでいい。
利用イメージ
例えば「3」と送信すれば、3人を収容可能な店舗の情報が自動返信される。検索結果は人気順や、現在位置から近い順などに並べ替え可能で、そこから電話をかけたり、すぐに予約をすることができる。
なお、まずは渋谷区内の店舗から開始し、今後拡大していく予定となっている
【東急ハンズ公式アプリ】
東急ハンズは11月25日に公式アプリ「東急ハンズ」をリリースした。このアプリを使えば、「ハンズクラブカード」を持ち歩かなくとも買い物の際にポイントを貯めることができる。カードレス化のほかに便利な機能として、バーコードスキャン機能もある。
店舗で商品のバーコードをスキャンすることで、その商品をアプリ内でリストに登録することができる。登録した商品は購入し、店舗受け取りや自宅への配送もすることができる。
他にも店舗バッジを入手したり、クーポンやセール情報を入手することができる
富士通もSIMフリー端末を投入することになりました。MVNO市場の拡大を受けてということですが、SIMフリースマートフォンの選択肢が増えてきたことは嬉しいですね。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!