MMD研究所が12月2日に発表した調査によると、73.1%の人が「歩きスマホ」の経験があるという事が分かりました。
2014年11月19日~11月20日に行われたこの調査で得られた有効回答は648人で、この内98.6%が「歩きスマホ」を危ないと思うと回答しています。
歩きスマホについての調査:MMD研究所
スマートフォンを所有している20歳以上の男女648人を対象に「歩きスマホ」について調査を行ったところ、82.4%が「危ないと思う」、16.2%が「やや危ないと思う」と回答し、合計98.6%の人が「歩きスマホ」を“危ない”と感じているようです。
歩きスマホをした経験:MMD研究所
また、「歩きスマホ」をする事があるかという質問では、「日常的に操作している(7.3%)」「時々操作している(28.5%)」「ほとんど操作しない37.3%」と合わせて73.1%の人が「歩きスマホ」を少なからずとも経験した事があるという事が分かりました。
「日常的に操作している」「時々操作している」と回答した人は、昨年行われた同様の調査より21.3ポイント減少しています。
歩きスマホをしてぶつかったまたは怪我をした経験:MMD研究所
さらに「歩きスマホを経験した事がある」人を対象に、人や物にぶつかったまたは怪我をした事があるかという質問には、17.5%が「ぶつかったまたは怪我をした事がある」と回答しています。
歩きスマホで経験したこと:MMD研究所
その中で66.3%の人が「人にぶつかった」、59.0%が「物にぶつかった」経験があることが分かりました。ぶつかったまたは怪我をした経験は、昨年の調査より8.7%増加しています。
「歩きスマホ」が危険な事は分かりつつも、ちょっとしたメールの返信やナビアプリなど、つい画面を見ながら…という経験がある方もいるのではないでしょうか。本人は周りを確認しているつもりでも、いざという時の対処はなかなか難しく、他人を巻き込む事故や怪我に発展してしまう可能性もあります。「歩きスマホ」を行わないよう心がけましょう。