東京の地下は、まるで動脈のよう地下鉄が走っています。
『東京動脈 Flow-in』は、東京メトロが公開しているデータを利用し、実際に走行している地下鉄の位置を楽しめるアプリです。
見ているだけでも楽しめます。
まずは路線と方面を選びます。千代田線は緑、半蔵門線は紫といったように、それぞれの路線のカラーで分けられています。
このアプリで対応している路線は、「東京メトロオープンデータAPI」が利用できる東京メトロの9路線のみです。都営地下鉄4路線には対応していません。
方面を選んだ後は、走行している列車を選びます。それぞれの方面の列車番号や種別、行き先も確認できます。
列車を選ぶと、その列車の位置の視点に変わります。まるで地下に潜ったような感覚で、360度ぐりぐり動かしながら見渡すことができます。
実際に地下鉄に乗っていると分かりにくいのですが、地下にはこんな世界が広がっていたのですね。
画像のジェットコースターの谷のような部分、国会議事堂前駅なのですが、地下6階にホームがあります。これ以外にも、大江戸線の新宿駅や六本木駅は地下7階にホームがあります。改札からホームまでなかなか着かないんですよね…。
地下にはさまざまな埋設物があるので、それをすり抜けるように地下鉄の線路が通っています。それがよく分かるアプリです。
先ほども触れましたが、東京メトロが公開しているオープンデータのAPIを使用しているため、遅延情報も反映されています。まさに「生きた地下鉄」ですね。
・【OCTOBA】AndroidApp『東京動脈 Flow-in』 – YouTube
アプリを使っている様子を動画で撮影してみました。
アプリ内での列車の動きが少しゆっくりに感じます。実際の地下鉄は駅から駅まで2〜3分ほどありますが、アプリ内の小さな地図で時刻表通りに再現すると、このくらいのスピードになってしまうのだと思います。
APIの情報は約1分間隔で更新されるため、実際の位置とズレが発生してしまった場合は「手動で発車させる」をタップすることで、ズレがリセットされます。
いかがでしたでしょうか。
実際に地下鉄が走行している様子が再現され、360度視点も変えられるので、見ているだけでも楽しめます。
ちなみにこのアプリは、こちらの動画↓の「東京静脈」の模型がベースになっているようです。