数日前より、Android Wearの新しいバージョン5.0.1が配信されています。本日になって手元のZenWatchにもアップデートが来たので、さっそくダウンロードし、変更内容を確認してみました。
ふと気づくとシステムアップデートの通知が来ていました。
バックグラウンドでダウンロードされているので、すぐにアップデートできます。
「Androidをアップデートしています」の画面はスマホでも同じ画面を見ますね。
無事、4.4W.2から5.0.1にアップデートできました。
これまではスマホに来ていた通知を全てAndroid Wearで表示していましたが、これをコントロールできるようになりました。
時計画面から下にスワイプすると選択画面になります。「なし」「すべて」「重要な通知のみ」の3種類から選ぶことができます。
通知のコントロールから左にスワイプすると、「シアターモード」「サンライトモード」という2つのモードが加わっています。シアターモードは映画館のような暗い場所で使えるように輝度が暗く、サンライトモードは逆に外で使えるように明るくなります。
また、更に左へスワイプすると設定画面へ飛ぶボタンが表示されます。これまで設定画面へたどり着くには面倒だったので、これで少しは楽になります。
画面をタップしたときに表示される「お話ください」のすぐ下に、直前に使った機能やアプリが3つまで表示されるようになりました。
これまでアプリを起動するのはデフォルト状態ではとても面倒だったので、これでよく使うアプリに関しては快適になりました。
ペアリングしているスマホにインストールした『Android Wear』アプリの機能も変わっています。まず目につくのが「ウォッチフェイスの変更」がスマホから可能になっていることです。
スマホの画面上で一覧表示して見ることができるので選びやすいですね。ここからPlayストアに移動し、新しいウォッチフェイスをダウンロードすることもできます。
また、先日もお知らせしたようにWatch FaceのAPIが公開されたことにより、ウォッチフェイスをカスタマイズしたアプリが正式に可能になりました。
今後、今まで以上に様々なウォッチフェイスが登場すると期待されます。
・Google、Android WearのWatch Face APIを公開 文字盤を自由にデザイン可能に | オクトバ
『Android Wear』内から、ペアリングしているWear端末のバッテリー残量やストレージの状況を表示することができます。バッテリー残量はスマホのバッテリー残量表示と同じように今後の予測線も書かれています。
さらに、スクリーンショットを撮ることもできます。これまではPCと繋いで撮る必要がありましたが、スマホ側から操作して撮ることができます。(スマホ側の「開発者向けオプション」を有効化する必要があります。)
撮ったスクリーンショットはスマホ内には直接保存されず、共有で他のアプリに投げることになります。Googleドライブなどに保存すればいいのですが、スマホに直接保存したかったですね。
このほかにも、5.0.1ではバグ修正などいくつかの変更点があります。アップデートは現在発売されている全てのAndroid Wear端末に配信されるとのことですので、まだ来ていない人にも近日中に配信されると思われます。