Pixel Battery Saver : 画面の一部をピクセル単位で消してバッテリーを節約

スマートフォンのバッテリー節約といえば、画面の明るさを抑える、Bluetoothや同期をOFFにする、などといった方法がありますが、画面の一部を消すことで、バッテリーを節約するアプリ『Pixel Battery Saver』をご紹介します。

画面の一部を消す

仕組みとしては、スマートフォンのディスプレイの一部にマスクを掛け、ピクセル単位で黒にすることでバッテリーを節約します。ただしこれはGalaxy S4などAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載した端末で効果が出ます。(有機ELディスプレイは黒だと電力をあまり消費しません。)

上のスクリーンショットは、アプリをOFFにした状態と、ON(Medium)にした状態です。

効果はLowestからHighestまでの7段階、水平や垂直模様にも設定できます。


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MediumとHighestにしたスクリーンショットを並べてみました。パッと見、Highestは画面全体が真っ黒に見えますが、実際はこれほど見づらくありません。

画像をクリックすると等倍のスクリーンショットが表示され、その違いもよく分かると思います。


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水平や垂直模様はそれぞれ4段階で調節できます。こちらも画像をクリックすると等倍のスクリーンショットが表示されます。

違いはどれくらい?試してみた

このアプリを使えばどれくらい効果が出るのか、実際に試してみました。

アプリをOFFにした状態と、一番効果が期待できる「Highest」にした状態で、それぞれ1時間、画面を強制点灯させました。操作は何も行わず、バックグラウンドで動いている通信を切ったりもしていません。
使用するのはAMOLED(有機EL)端末のGALAXY S4(SC-04E)です。

結果は7%の差となりました。

この7%をどう見るか、判断は難しいところですが、もう少し差が出てもいいのかなと感じました。

グラフを拡大してみましたが、7%ほどだと急激な差は感じられません。

今回の実験では7%の差でしたが、インストールしているアプリの数など端末の状態によっても異なりますので、気になる方は試していただきたいと思います。
他のバッテリー節約設定と併用すればより効果も得られそうです。

ここからは余談ですが…、最近バッテリーの減りが速いとは感じていましたが、1時間で29%もバッテリーを消費してしまうという結果も少しショッキングでしたので、アプリの整理から始めようと思います。