ニュースでもお伝えしましたが、マイクロソフトがAndroidタブレット版Officeのプレビュー版をGoogle Playで一般公開しました。
Word、Excel、PowerPointが公開されていますが、今回はその中から『Microsoft Excel Preview』をご紹介します。
本アプリを利用するには、以下の条件が当てはまるタブレット端末である必要があります。
- 画面サイズ:7インチ以上10.1インチ以下のAndroidタブレット
- OSバージョンはAndroid 4.4以降(KitKat/Lollipop)
- ARMベースのプロセッサ
- 1GB以上のRAM
なお、ファイルを作成・保存する場合はマイクロソフトのアカウントが必要です。アカウント作成方法については『OndDrive』の記事で紹介していますので、こちらを参考にしてください。
ファイルを表示(プレビュー)するだけの場合はアカウントは不要なので、サインインの画面は「後でサインイン」を選択します。
※以上の条件は、同時に公開されている「Microsoft Word Preview」「Microsoft PowerPoint Preview」も同じです。
タブレット版のOfficeは、既にリリースされているスマートフォン版のOffice Mobileよりも、本格的な編集が可能です。
スマートフォン版の場合は「Office Mobile」のため、一部のメニューは操作が簡略化されていました。
タブレット版のOfficeは上部にメニューとツールバーが表示されており、パソコン版のOfficeに近い形で編集ができます。
このように、表の作成やグラフの挿入も行えます。簡単な表やグラフであれば、タブレットだけでも十分に作成することが可能です。
こちらは画面を拡大したものです。
セル内の文字列をコピー・貼り付けやクリアしたいときは、セル内を選択して表示された「…」(三点リーダー)でメニューを表示させます。
作成したファイルは、端末またはマイクロソフトのオンラインストレージ「OneDrive」に保存できます。
また、マイクロソフトがDropboxと提携したことで、ファイルを直接Dropboxへ保存することも可能です。逆に、Dropboxに保存されているファイルもすぐにOfficeで編集できます。
・DropboxとMicrosoftが提携を発表!OfficeからDropboxのファイルを開けるように! | オクトバ
今回ご紹介したExcelのほか、WordとPowerPointもGoogle Playで公開されています。
Microsoft Word Preview 無料 |
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Microsoft PowerPoint Preview 無料 |
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スマートフォン版の場合は、出先などでの緊急的な編集という意味合いで使っている方も多いと思いますが、タブレット版であれば大きな画面を利用してパソコン版に近い形で編集できるので、あらゆるシーンで便利に利用できそうですね。