2014年の国内携帯電話出荷台数、フィーチャーフォンが7年ぶりに前年上回る

[PR記事]

 

20150204_mmri_research_00

MM総研は、2014年の国内携帯電話端末の出荷台数調査結果を発表しました。
フィーチャーフォン(従来型携帯電話)・スマートフォンの総出荷台数は前年比2.5%減の3,828万台で、過去最高の出荷台数を記録した2012年より2年連続で減少しました。

フィーチャーフォン出荷台数は前年上回る

スマートフォンの出荷台数は2,770万台(前年比5.3%減)で、2012年(3,042万台)から2年連続で減少となりました。総出荷台数に占めるスマートフォン出荷台数の比率は、72.4%(前年比2.1ポイント減)でした。

一方、フィーチャーフォンの出荷台数は1,058万台(前年比5.7%増)で、フィーチャーフォンの出荷台数比率は27.6%(前年比2.1ポイント増)でした。スマートフォンが年間100万台規模で出荷され始めた2008年以降、フィーチャーフォン出荷台数が前年を上回るのは初めてです。

20150204_mmri_research_01

メーカー別の出荷台数シェア1位はAppleでした。2013年9月よりNTTドコモがiPhoneの取り扱いを開始し、2014年は年間を通して大手3社がiPhoneを発売ししたことと、下取りを含めたインセンティブ施策がAppleの出荷台数やシェアが伸長したと分析しています。

また、OS別ではiOSが1,648万台(59.5%)で、Android(40.3%)を抜いて1位となりました。

スマートフォンとフィーチャーフォン構成比は、ほぼ半数

20150204_mmri_research_02

2014年12月末の、スマートフォンとフィーチャーフォンを合わせた携帯電話契約端末数は1億2,511万件で、人口普及率98.5%と分析しています。そのうち、スマートフォン契約数は6,544万件(構成比52.3%)、フィーチャーフォン契約数は5,967(47.7%)でした。

大手3社が通話定額プランを開始したことが影響しているのでしょうか。スマートフォンの出荷台数が2年連続で減少しているなか、フィーチャーフォンは前年を上回っています。

2015年度は5月より行われる予定のSIMロック解除の義務化や、「ドコモ光」などの固定回線・携帯回線のセット割、低価格サービスを特徴とするMVNOなどが注目すべきポイントとMM総研は伝えています。

さらに詳しいデータはMM総研のニュースリリースより確認できます。

関連情報

2014年国内携帯電話端末出荷概況 – 株式会社 MM総研






  • ※お手持ちの端末や環境によりアプリが利用できない場合があります。
  • ※ご紹介したアプリの内容はレビュー時のバージョンのものです。
  • ※記事および画像の無断転用を禁じます。

執筆者
hiro
アプリの楽しさや便利さを皆さんに分かりやすくお伝えします!