Twitterは2月5日、Twitter上での広告であるプロモツイートにおいて、テレビ番組やチャンネル、ジャンルでのターゲティングを可能にした「テレビターゲティング」を開始しました。
Twitterでは毎日、テレビ番組に関するツイートがたくさん流れてきます。昨年5月のMacromillによるTwitterユーザー実態調査では、テレビを見ているユーザーの5人に4人がTwitterを使いながらテレビを視聴したことがある、という結果が出ました。
ワールドカップでのツイート数は32日間累計で6億7,200万ツイートを突破し、第65回NHK紅白歌合戦に関するツイートは、放送開始1時間前から放送終了30分後までの間に、486万ツイートを記録したとのことです。瞬間的なものだと「バルス」でもTwitterとテレビの関係性が深い事がわかりますね。
Twitterではこれらのツイートをマッピングする技術があるとのことで、そのテレビ番組を見ている方々に向けて効果的にプロモツイートを配信する、というのが「テレビターゲティング」です。
Twitterによると、「テレビターゲティング」を活用した事例として、メルセデス・ベンツ日本(@mb_honki)は6月のワールドカップ日本代表戦の機会にこのテレビターゲティング(のテスト版)を使い、新型C-Classセダン発表予告CMをプロモツイートとして流したそうです。
本田圭佑 VS メルセデス・ベンツ
#メルセデスの本気
https://t.co/XP8EmS2FHY
— メルセデスの本気。 (@mb_honki) 2014, 6月 15
このように、テレビとソーシャル上でのメッセージを統一することで、より広告効果が高まるようです。確かに、どうせなら今自分がツイートしているもの(=自分の見ているもの=自分の興味のあるもの)に基いてプロモツイートが流れるのであれば、全く関係ない広告よりも興味を持ちそうです。
この「テレビターゲティング」は既に始まっているので、自分がテレビの番組を見てツイートしているときは、そこに出てくるプロモツイートもよく見てみると面白いかもしれません。
私の場合は、AmazonさんがBDを勧めてきそうで怖いですね。