スマホのプランがデータ量ごとになったり、MVNOで決まった値までしか高速通信が使えなくなったりと、自分の通信量に気をつけなくてはならない時代になってきましたね。
『My Data Manager』は、スマホの通信量を記録し、グラフでわかりやすく表示するアプリです。全体の通信量だけでなく、アプリごとに表示したり、ファミリーシェアプランのような複数のSIMで通信量を分け合う場合にも対応しています。
本アプリのトップ画面(概要表示)はとてもシンプルです。
そのプラン内での使用可能データ通信量と、現在までの使用量を棒グラフで表示し、その下にプラン内での時間経過が表示されます。この時間経過よりも先にデータ量がいかないようにすればいいというわけですね。
本アプリのテーマは明暗2つあるので、好みで変更しましょう。本記事では暗いバージョンを使っています。
サイドメニューから、他の表示に切り替えます。
「グラフ」表示では、日や週、月ごとにデータ通信使用量をグラフで表示します。どの日にたくさん使って、どういう日に使わないかといったこともグラフから読み取れますね。
下のボタンを切り替えることで、モバイル通信のみにしたり、Wi-Fi通信を含めたりと内容を変更できます。
「マップ」表示では、どこで通信していたのかをマップ上に表示します。これは通信量というよりも、ライフログのように自分の行動範囲を表示しているようなものですね。
アプリごとの通信量を表示することもできます。いつの間にか無駄な通信をしているアプリはないか、この項目をチェックすることで見つけられます。
本アプリの優秀な点として、「複数のSIM(スマホ)の通信量をまとめたプラン」に対応しているということです。1つのSIMで3GBというのではなく、3つのSIMでの通信量の合計で10GBまで使える、といったプランです。
これは、まず親となるスマホで「共有プラン」を作成します。プランを作成すると他のスマホを招待することができます。
別のスマホでも本アプリをインストールし、共有プランから親スマホで発行されたPINコードを入力します。これで2つのスマホの通信量を合わせた使用量を確認することができます。
家族でシェアプランを使っている場合や、1つの契約で複数枚のSIMを発行できるMVNOを使っている場合に役立ちますね。
このほか、ウィジェットや通知領域での表示に対応していたりと、この手の通信量記録アプリとしては十分な機能を持っています。通信量比較系のアプリを入れたいけどどれを入れたらいいのかわからない、というときには本アプリを入れておけば間違いないと思います。