文字入力の「つまずき」を音声やアニメでアドバイス、KDDI研究所が支援技術を開発

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株式会社KDDI研究所は、文字入力のつまずきを検出し、適切なタイミングでアドバイスを行うシニア・初心者向けの文字入力支援技術を開発しました。
入力文や操作履歴をもとにつまずきを検出してアドバイスを行う支援ソフトウェアの開発は世界で初めてです。

音声・吹き出し・アニメーションでアドバイス

特にシニア層・初心者で多くがつまずきやすい文字入力の操作について、観察実験により典型的なつまずきパターンを抽出、つまずきの検出方式や文字入力スキルの推定方式を開発しました。

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この技術により、かな文字変換のタイミング、かな・英文字・数字切り替え、半濁点と句点の混同など15種類のパターンを検出し、パターンに応じて音声・吹き出し・アニメーションでアドバイスを提示します。

さらに、文字入力スキルを5段階で推定するアルゴリズムを組み入れ、スキルの高いユーザーへの不要なアドバイスを抑止します。

入力速度が平均23%向上

この技術を活用した文字入力練習アプリをスマートフォン初心者のシニア24名に使ってもらったところ、30分程度の利用で使用前と比べて入力速度が平均23%向上したとのことです。

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KDDIが「Smart TV Box」利用者向けに3月10日より提供するタブレット基本操作練習用アプリ「タッチで学ぶ! タブレット使い方ガイド」にもこの技術が活用されています。

関連情報

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執筆者
hiro
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