Android 5.0 Lollipopより搭載されているロック画面のセキュリティ機能「Smart Lock」に「持ち運び検知機能」という新たな項目が加わっていました。この機能をオンにすると、スマホを持ち歩いている間はパターンやPINの入力を省略できます。
持ち歩いている間はロック解除を省略
端末のセキュリティ設定から、画面ロックをパターンやPINなどに設定すると「Smart Lock」を使うことができます。Smart Lockにはこれまでもいくつか種類がありましたが、今回「持ち運び検知機能」が追加されました。
この機能では、端末の加速度計を使用し、一度ロックを解除した後は、身に付けて持ち運んでいる状態が続いている間はロックが解除されたままになります。(スワイプによるロック画面の解除はそのまま必要となります。)
一度ロックを解除してしまえば、バッグに入れて持ち歩いている間など、次に画面をオンにしたときにロック解除を省略できます。ただし「人」を判別しているわけではないので、その状態で他人に渡しても解除されたままになります。
この機能をオンにした状態でロックがかかるには、机の上などに置いて静止状態が5-10秒ほど続く必要があります。これを待たずにロックをかけたい場合は、ロック画面で画面下部の鍵マークをタップします。これで強制的にロックが掛かります。
Smart Lockの条件は4種類に
これでSmart Lockで使用できる条件は以下の4つになりました。
- 信頼できる端末…Android Wearなどの指定した端末が近くにあるとき
- 信頼できる場所…指定した場所の範囲内にいる場合
- トラステッドフェイス…顔認証でロック解除
- 持ち運び探知機能…持ち運びしている間
どのパターンも併用できるので、自分の使い方に合わせて設定するといいでしょう。
「信頼できる端末」については、過去の記事も参考にしてください。
・【スマホのコツ】スマートウォッチと相性バツグン!Android 5.0の新機能「Smart Lock」を使ってみよう! | オクトバ
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