【アプリの特徴】
- スッキリとした見た目のさわやか系カレンダーアプリ
- 「招待」することでカレンダーを他の人と共有できる
- 共有した同士で予定に対してコメントを付けてコミュニケーションできる
『TimeTree』は、パッと見は普通のカレンダーアプリです。デフォルトは月表示で、それぞれの予定が数文字ですが書かれていて非常に見やすいです。週表示・予定の一覧もあり、予定の追加や通知など、一般的なカレンダーアプリの機能は揃っています。
カレンダーの予定はGoogleカレンダーからコピーしてくることができます。ただし同期ではなくコピーなので、本アプリで作成した予定などはGoogleカレンダーには反映されません。
本アプリの一番の特徴は「カレンダーを複数作って、それぞれを友だちや家族などと共有できること」です。カレンダーごとに招待用のURLを発行できるので、共有したい人にメールやTwitterなどで教えればOKです。
招待を受けた側は、そのリンクから飛んだ先で「今すぐ参加する」をタップすればOKです。これだけでカレンダーを共有できます。
共有したカレンダーにはそれぞれが予定を追加できます。そして、その予定に対してコメントや写真を追加することができます。
例えば適当な日時に「お花見したい」という予定を作り、そこにコメントして具体的な日時を決定することができます。また、実際にその予定に参加する人のリストも登録できます。
もちろん、普通にプライベートなカレンダーとして利用することもできます。複数のカレンダーを作成できるので、用途に分けて管理できます。
通知に関しては、毎日、毎週といったものだけでなく、「2週に1度」「毎月2日」「毎月第1金曜日」といった繰り返し設定も可能です。このあたりの柔軟さも気が利いてますね。
予定に対してみんなでコメントして作り上げる、というのは面白いコンセプトですね。内容を話しあったり、集合時間をアプリ上で決めるなど、カレンダーと掲示板のようなコメントが一緒になるというのは案外相性がいいのかもしれません。
ただ、複数のカレンダーがあると自分の予定が散らばってしまい、確認するには全てのカレンダーを見なければならないのが難点です。複数カレンダーをまとめて表示するようなマスターカレンダーがあるといいですね。
アプリはまだリリースされたばかりなので、ユーザーの意見を取り入れてまだまだ発展していくと期待できます。まだウィジェットも用意されていないようなので、ぜひ今後に期待したいアプリです。