Androidの公式ブログにおいて、Android Wearの次期アップデートの内容が公開されました。Wi-Fiのサポートや、盤面に手書き認識で絵文字を書いて返信できるようになるなど、大きな機能追加となりそうです。
これまでは何も操作しないでいると画面が消灯するか、省電力モードでの時計画面になっていました。今回のアップデート適用後は、アプリ起動時に放置していると、アプリ画面のまま常時スクリーンオンできるようになります。時計と同じように、色の数が限られた省電力モードで表示されることになります。
OSとしてWi-Fiがサポートされます。これでWi-Fiが繋がるところであれば、ペアリングされたスマホ端末を通さずに通信することができます。(もちろん、機器としてWi-Fi機能が搭載されている必要があります。)
Android Wearは、基本的には装着している手と逆の手で画面をフリックなどで操作します。これでは両手がふさがっている時に操作できませんでした。今後は手首を振ることでスクロールすることができます。
また、これまではアプリにアクセスするのに多くのスクロールが必要でしたが、今後は画面をタップしてすぐにアプリ画面へアクセスできるようになります。画像から見るに、画面タップでアプリドロワー、フリックした次の画面でコンタクト、その次にこれまでのメニューとなるようです。
これまでは、Android Wearからメッセージの返信などでテキスト入力する際は音声入力が主でした。今後は、手描きで絵を描き、それを絵文字に変換して送信できるようになります。「了解」などの簡単な返信ならこれで十分ですね。
これらのアップデートは、現在発売されているすべてのAndroid Wear端末に、今後数週間で配信されます。また、それは「LG Watch Urbane」から始まるとしています。LG Watch Urbaneはまだ発売されていませんが、近日に発売されるということでしょう。
・Official Android Blog: Android Wear: wear what you want, get what you need
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