Androidニュースのまとめ : 2015年4月25日 ~ 2015年5月6日

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LGエレクトロニクスがAndroidスマートフォンのフラッグシップ最新モデル「LG G4」を発表。アプリ関連では、GoogleアプリのNowカードに対応するサードパーティーのサービスが新たに10個増えたこと、通信会社関連では、NTTドコモ(以下、ドコモ)が業績発表するとともに、サービス名を「d」で始まる名称に統一する方針を示したことが明らかになっている。

新製品

【LG G4】
LGの「G」シリーズの最新モデルLG G4が発表された。4月29日に韓国で販売開始となり、その後、世界180の通信キャリアから販売される予定。

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LG G4。本革採用のリアカバーが特徴

LG G4は、スペック面での向上に加えて、デザイン面に手を加えた点が大きな特徴。植物性タンニンなめしという技術を施した本革を使ったリアカバーを採用し、カラーも6色を用意している。さらに、3Dパターン採用のセラミックモデルも用意する。

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セラミックデザインモデル

ディスプレイは5.5インチ、2560×1440ドットのIPS Quantum液晶。G3と比べて表示性能が向上し、色再現性が高まっている。CPUはQualcomm Snapdragon 808 with X10 LTE。メモリは3GBで、ストレージは32GB。カメラ機能でマニュアル撮影が細かく調整可能な点が一つの特徴。

アプリ

【GoogleアプリのNowカードにシュフー、ナビタイムなどが対応】
Android向けGoogleアプリの「Nowカード」に新たに10のサードパーティーアプリが対応した。ちょうどいいと思われるタイミングで、アプリ側から情報が提示されるNowカードだが、新たにAmeba、ウェザーニュースタッチ、シュフー、じゃらん、タウンワーク、ナビタイム、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティー、メルカリ、ヤフオク!が対応。

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シュフーとナビタイムでのNowカードの例

シュフーの場合、お気に入り登録している店舗に近づくと、その店舗のチラシが表示され、ナビタイムの場合は、事前検索した経路、移動時に役立つ情報が出掛ける前のタイミングで表示してくれたりする。

通信キャリア

【ドコモの2014年度業績】
ドコモは4月28日に決算説明会を開き、2014年度の決算概況を発表した。営業収益、営業利益ともに前年度と比べて落ちているが、オペレーション数値は改善したという。新料金プランの「カケホーダイ&パケあえる」の契約数は4月5日時点で1,800万契約に達し、純増数は前年度比2.2倍の349万契約となっている。

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また、端末の販売台数は、2013年度は2,251万台だが、2014年度は2,375万台と5%増を記録。スマートフォンは6%の伸びで1,460万台だが、大幅に増えたのはタブレット。2013年度は99万台だったのが、2014年度は173万台となった。

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ネットワークインフラに関して、3月27日に下り最大225Mbpsの「PREMIUM 4G」を提供開始したが、100Mbps以上の高速対応基地局が3月末時点で57,700局に達していることが明らかにされている。また、2015年度中に下り最大300Mbps、2016年度には370Mbpsのサービスが提供される予定。

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【ドコモ、各種サービス名称を変更へ】
ドコモは「dマーケット」において「dTV」や「dヒッツ」「dアニメストア」など、「d」を冠したサービス名称を採用しているが、その命名規則をドコモのサービス全体に拡大し、「d」で統一する方針であることを明らかにした。最終的にどの範囲にまで及ぶのかは分からないが、少なくとも新たに4つのサービス名称が「d」に変わる。

ポイントサービスが「ドコモポイント」から「dポイント」に、「ドコモプレミアクラブ」が「dポイントクラブ」に、クレジットカードサービスの「DCMX」が「dカード」に、ユーザーID「docomo ID」が「dアカウント」に変わる。

【WiMAX 2+のCAエリア拡大の最新計画】
UQコミュニケーションズは「WiMAX 2+」のキャリアアグリゲーション(CA)対応を進めているが、9月末までに全国エリア化を完了させる予定だということを明らかにした。また、5月末から一週間を目処にエリア化される地域のリストも公開されている。
https://www.uqwimax.jp/signup/area/pdf/220Mbps_CA.pdf

CA対応エリアではCA対応機において下り最大220Mbpsでの通信が可能になる。WiMAX 2+対応モバイルWi-Fiルーター等のデータ通信機器のほか、auのスマートフォンも今夏モデルからはWiMAX 2+のCAにも対応する予定のため、auユーザーにとってもエリア整備は注目される情報だ。

また、WiMAXルーターについてUQコミュニケーションズは機種変更移行を促すキャンペーンを実施している。WiMAX 2+非対応機種を使っている方向けに、「ギガヤバ移住計画」というキャンペーンを用意し、月額料金を2年間に渡って割り引く。

あとがき

4月はソニーのXperia Z4、サムスン電子のGALAXY S6及びGALAXY S6 edge、LGエレクトロニクスのG4、そしてSIMフリースマートフォンなど、いくつかの機種が発表されましたが、いよいよ5月中旬にはドコモら通信キャリアの新製品発表会が開催されます。今夏、どのようなモデルが登場するのか楽しみにしたいところです。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!






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