【アプリの特徴】
- Twitterアカウントがあれば誰でも簡単にライブ動画配信ができる
- 視聴やコメントを細かく許可制にできる
- 配信時間は無制限
『Periscope』は、Twitterよりリリースされた公式ライブ動画配信アプリです。Twitterアカウントさえあれば、面倒な登録など行わずに、誰でも簡単に動画配信が行えます。
利用方法は簡単です。Twitterがあれば、それと連携するだけで準備完了です。とても手軽に利用する事ができますね。
アカウント連携後、人気ユーザーやTwitterのフォロー/フォロワーなどが表示されるので、何人かフォローしておくと良いでしょう。
『Periscope』でのフォロー/フォロワーと、Twitterのフォロー/フォロワーは切り離されているので、『Periscope』でフォローしたからと言って、Twitterの方には反映されません。
また、アカウント連携直後に名前を変更できるセクションがあります。これをTwitterと別のものにしておけば、『Periscope』からTwitterアカウントを検索される心配もありません。ある意味、安心して動画配信が行えますね。
動画の視聴は一覧から選ぶ形で、タイトルなどを検索することはできません。
フォローしている人が動画を配信していれば、一番左端のタブに表示されます。基本的には「知り合いの配信」か、「たまたま見つけた配信」を視聴することになります。「見たいものが探せない」というのは、少し不便にも感じますが…。
視聴時は全画面で表示され、とても見やすいです。コメントはメッセージアプリのように表示されます。画面右の「ハート」はディスプレイをタップすると表示される、「いいね」のようなものです。
現在ユーザーは圧倒的に外国の方が多く、この配信では自分の街の水害を伝えていました。英語ができないと会話に入るのは難しいですが、リアルタイムで外国の様子を手軽に知れるのは貴重ですね。
自分が配信する場合は、画面右下の「レンズマーク」をタップすればOKです。この時、「配信開始のツイート」「コメントの制限」「現在地の共有」を設定できます。特にコメントの設定は、荒らし対策にも有効に活用できそうです。
配信者の画面も、基本的には視聴時と変わりません。上スワイプで視聴者の一覧が見れるのも同じです。
配信時に「Private」を選択すれば、指定した人のみが視聴できる限定的な配信も行えます。
「不特定多数の人には見られたくない…」という時には、この設定を利用しましょう。
配信を終了するには、「戻るボタン」または「下スワイプ」で表示される「Stop Broadcast」をタップしてください。終了後、配信時間や視聴者数などのデータが表示されます。
また、『Periscope』は配信後24時間は動画がオンラインに保存されます。これにより、フォロワーは後からでも配信を見られる便利な機能です…が、場合によってそれでは困る事もあるでしょう。保存された動画はいつでも消すことができるので、安心してください。
ただ、動画が保存されているという事は、しっかり頭に入れておいてください。うっかりすると大変な事になるかもしれませんよ。
アプリは現在全て英語表記ですが、iOS版は既に日本語化されているのでAndroid版も間もなくそうなるでしょう。
同様の人気サービスに「ツイキャス」がありますが、アプリそのものは『Periscope』の方が使いやすいと感じました。「配信時間無制限」も非常に大きなポイントです。唯一のネックは「検索機能なし」ですが、そこが改善されれば一気にメインストリームは『Periscope』に移る事になるかもしれませんね。