MVNO市場調査でOCNが3回連続シェア1位を獲得、上位のシェア順位の入れ替えも

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NTTコミュニケーションズは、同社が提供するモバイル通信サービス「OCN モバイル ONE」が、MM総研による「国内MVNO市場規模の推移(2015年3月末)」の独自サービス型SIMのシェアにおいて、2014年3月末の発表から3回連続でシェア1位を獲得したと発表しました。

独自サービス型SIMの回線契約数は326万に

MM総研が調査したデータによると、MVNOサービスの総契約回線数は、2015年3月末時点で3,045万回線で、2014年3月末の1,480万回線から2倍以上の規模で増えています。

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いわゆる「格安SIM」を含む「独自サービス型SIM」の回線契約数は、2015年3月末で326万回線でした。モバイル市場全体での構成比も1年前の1.1%から1.8%へと0.7ポイント増加しています。

普及阻害要因である「端末調達ハードルの高さ」「購入チャネルの少なさ」などは、SIMフリー端末や販売店舗の充実など改善されつつあり、今後のさらなる普及が期待されます。

また、訪日外国人向けのプリペイドSIMの販売数も増加していることから、2020年のオリンピックへ向け、さらなる需要の拡大が期待されるとしています。

事業者シェアは3位と4位が逆転

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2015年3月末時点の事業者シェアは、1位が「OCN モバイル ONE」等を提供するNTTコミュニケーションズで22.6%(73.8万回線)、2位は「IIJmio」「BIC SIM」等を提供するインターネットイニシアティブの16.4%(53.6万回線)でした。

3位はビックローブの7.1%(23.3万回線)、4位は日本通信の5.3%(17.2万回線)でした。2014年3月末のシェアと比べ、ビックローブと日本通信が順位を入れ替えています。

1年前と比べてMVNO市場の状況は様変わりしていますが、相変わらず上位4社が独自サービス型SIMの過半数を占めています。DMM.mobileや楽天モバイルなど勢いのあるMVNOもあり、半年後や1年後にどのような変化が出ているか気になるところです。

半年前(2014年9月末時点)での調査記事はこちらです。
MVNO回線数は半年で30.3%増加、トップは「OCN モバイル ONE」 | オクトバ

関連情報

独自サービス型SIMのシェアにおいて、2014年3月末の発表から3回連続でシェアNo.1を獲得しました|NTTコミュニケーションズ
国内MVNO 市場規模の推移(2015 年3 月末) – 株式会社 MM総研







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執筆者
hiro
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