寡占状態のアプリ市場に風穴を！「楽天アプリ市場」は開発者とユーザー共にお得なマーケットに

投稿日:2015/08/19 更新日:2015/08/20[PR記事]

2015年8月19日、楽天株式会社による独自のAndroidアプリストア『楽天アプリ市場』の提供が開始されました。
都内にて行われた発表会では、『楽天アプリ市場』が他マーケットと比べ有利なところ、配信アプリの安全性、また今後の展開など様々な内容が語られました。

まず登壇したのは、楽天株式会社 代表取締役副社長執行役員 島田 亨(しまだ とおる)氏。『楽天アプリ市場』では、これまで楽天市場をはじめとした様々な事業で培ったBtoBtoC(B2B2C)のビジネスモデルを、『楽天アプリ市場』にも活かし、新たなアプリ市場を開拓していきたいとの事。

Androidアプリ市場は年々拡大しており、2015年予測で約5,000億円、2018年には約1兆円に達すると見られています。

しかし、その収益の48.5％が上位10個のアプリが占めており、Androidアプリ市場は寡占状態にあると指摘。島田氏は、「ユーザーにとって、このような魅力的なアプリがあるからこそ、市場が伸びた」としつつも、今後はこの寡占状態から、いわゆる「ロングテール」をいかに作っていくかが重要なテーマになると語っています。

『楽天アプリ市場』が目指すのは偏った人気ジャンルではなく、ありとあらゆる様々なジャンルのアプリを『楽天アプリ市場』で紹介し、アプリ開発者がより簡単に自分のアプリをアピール出来る場を提供していく事としています。

その為の取り組みの一つとして「収益の還元」があります。Google Playなど大手アプリプラットフォームでの販売手数料が30％であるのに対し、『楽天アプリ市場』の手数料は15％となっています。また、アプリに課金したユーザーに対して10％のポイントが付与され、さらに開発者に5％を還元します。つまりアプリ開発者の取り分は売上の75％となります。

これら施策をもって『楽天アプリ市場』を、これから世の中にどんどんアピールしていきたい、と意気込みを示していました。

次に登壇したのは楽天株式会社 楽天マーケティングジャパン事業 アプリ市場事業部栗原 祐一郎(くりはら ゆういちろう)氏です。栗原氏からは、『楽天アプリ市場』の具体的な紹介が行われました。

『楽天アプリ市場』では、『楽天アプリ市場』でのみ配信されるオリジナルアプリを含む181社・393タイトルでスタートします。タイトルは今後、人気タイトルも含め拡充していくとの事。

ここでは、実際の『楽天アプリ市場』アプリも披露されました。『楽天アプリ市場』はウェブ版もありますが、実際のダウンロードなどは下記URLより専用のアプリをスマートフォンにインストールして、そこから行います。
ダウンロードしたapkファイルはGoogle Play外からのインストールとなるので、端末の設定から「提供元不明のアプリ」にチェックを入れてインストールしてください。

さらに、限定アイテムのプレゼントや、ポイントがザクザク貯まるコーナーの設置、またトレンドマイクロ社によるアプリのチェックなどの特徴も紹介。

『楽天アプリ市場』で配信されるアプリについては、全てトレンドマイクロ社が静的・動的にチェックを行い、安全を保証します。また「不正アプリ対策」機能を毎月1回まで無料で、同月2回目以降は1回100円(税込)で提供するとの事です。

今後『楽天アプリ市場』は「楽天モバイル」全端末にプリインストールされる予定で、ユーザーはより手軽に『楽天アプリ市場』を利用でき、さらに楽天グループのリアルイベントや流通を通じたオフライン施策も実施されます。

ひと通り『楽天アプリ市場』の紹介が済むと、タレントのアッキーナこと南 明奈(みなみ あきな)さんを交えたトークセッションも行われました。

普段からよくゲームアプリで遊んでいるという南さんは、特に育成ゲームと恋愛シミュレーションが好きなんだとか。『楽天アプリ市場』には、SNSに投稿する際に使う写真加工アプリを何個もリリースして欲しい！とリクエストしていました。

会場は多くのメディア関係者で溢れ、『楽天アプリ市場』の注目度の高さを感じました。寡占状態のマーケットで埋もれてしまっているアプリとその開発者と共に、大きく流れを変えていこうという強い意気込みが伝わる発表会となりました。今後の展開にも注目が集まりそうです。

・楽天アプリ市場：ゲームホーム – Androidアプリストア
・楽天アプリ市場デベロッパーセンター：Androidアプリ登録・管理のための開発者サイト
・楽天市場　ショッピングアプリ いつでもポイント2倍！ – Google Play の Android アプリ