Satellite AR : 空にかざすと無数の衛星が! ARを利用した人工衛星観察アプリ

【アプリの特徴】

空にかざしてみよう

今回のアプリレビューは、オクトバ開設6周年記念企画「みんなで選ぼうAndroidの定番アプリ100選!」の読者プレゼント【好きなアプリのレビュー依頼権】に見事当選したWIBUさんからのご依頼です。
ARを利用して人工衛星の位置を映し出すことができる『Satellite AR』をご紹介します!

アプリのメイン画面です。少しレイアウトが見にくいので拡大しました。

「All active sats」で稼働中の全衛星を表示し、その下の段からの青いアイコンは「GPS」など各衛星だけを単体で表示します。

さっそく使ってみました。あいにくの天気で空が真っ黒なのが少し残念ですが、「All active sats」を選んで空にかざします。するとカメラが起動し、このように人工衛星の位置を表示してくれます。白い点は星です。

少し方角を変えてみるとこんなにたくさんの衛星が!
地上からは見えませんし、普段あまり意識もしてませんでしたが、これだけたくさんあるんですね。軌道上でぶつかったりしないのか心配になってしまいます…。

衛星を調べることも

私たちの生活のなかで馴染み深い衛星といったら、放送衛星や通信衛星(BS/CS)、気象衛星、そしてスマートフォンにも搭載されているGPSやGLONASSでしょうか。
GPSだけを表示してみます。表示されているアイコンをタップすると、リンク先で詳細を確認できます。

リンク先は海外のサイトなので英語ばかりですが、衛星の情報を確認することができます。アプリ自体のアップデートはしばらく停止していますが、データは更新されているようなので、先日から運用が始まった「ひまわり8号」も確認できました。

以前はどの位置を動いているのかを地図上に表示できたようですが、今はエラー表示されできなくなっています。

室内でも利用できる

衛星がない方角だった場合は、このように矢印を表示して「こっちだよ」と教えてくれます。

※空が見えない場所でも、天井(空)のほうにかざせばアプリは使えます。

ちなみにこの「Gorizont」という衛星はロシアの静止衛星だそうです。

前述の通り、普段意識することはあまりありませんが、私たちの何千メートルも上にはこれだけたくさんの衛星が飛んでいたのですね。海外のアプリということで英語ばかりですが、それがどんな衛星でどんな用途で使われているのか、ネット検索しながら観察するのも面白いですね。