【アプリの特徴】
- スマホの設定を自動化できる
- 日本語で分かりやすい
- ウィジェットやショートカットでも実行可
『Trigger』はスマホの設定を自動的に変えるアプリです。似たようなアプリは英語設定のものも多いですが、『Trigger』は日本語化されていて、使い方も分かりやすいので、こういったアプリをいじったことない人にもオススメです。
試しに、「帰宅してWi-Fiに繋がったら、音量を下げる」というタスクを作ってみましょう。左端をスワイプで出てくる、「私のタスク」を選択します。
「◯◯したら××する」というタスクを作るのが基本です。「◯◯したら」の部分、行動のきっかけになる部分を「トリガー」と言いますが、右上の「+」タップで、まずトリガーを決めます。
無料版で使えるトリガーは3つ。「Wi-Fi」「Bluetooth」「NFC」のON・OFFです。
NFCは「NFCタグ」が必要になってきます。NFCタグを購入後、条件を書き込みます。条件を入力したら、次回からはタグに端末をかざすとタスク実行です。
今回は「Wi-Fi」を選択。まず自宅のネットワーク名を入力します。
自宅のWi-Fiであるなら、下の「任意のネットワーク」に表示されるかと思います。ここから選択すると楽です。
時間や曜日などの制限条件も追加できます。今は特に使わないので、「完了」で次へ。
次に「××する」の部分は「アクション」と言いますが、ここの動作を決めます。右上の「+」ボタンをタップしてください。
アクションはたくさんあります。音量はもちろんですが、自動同期、アラーム実行、アプリの起動など多々あります。
今は、「サウンドと音量」を選択。必要な音を選択後、音量を変更して「タスクに追加」を選択し「完了」でタスク完成です。これで帰宅してWi-Fiに繋がると、自動的に各種ボリュームが下がります。
なお作ったタスクは後から編集できます。
トリガーの種類が少なすぎて使いにくそう、と思う前にちょっと待ってください。作ったタスクはウィジェットやショートカットでも実行できます。
こうなると自動ではなくなりますが、トリガー条件を満たさなくても、アクションが実行できるということです。
例えば先ほどの「自宅で音量下げる」、をホーム画面においておけば、自宅じゃない場所でも1タップで、音量が下げられます。
自動化アプリでウィジェット設定できるものは多いのですが、ショートカットでも実行できるアプリは多くありません。
ウィジェットが置けないシーン、例えばフォルダに収納などの時でも、『Trigger』のタスクはショートカットで置けるので、けっこう重宝すると思います。
架空のWi-Fiをトリガーにしたタスクを作成しても、ウィジェットやショートカットタップならアクションは正常に実行されます。