FREETELブランドを展開するプラスワン・マーケティングは10月2日、都内のヨドバシカメラ マルチメディアAkibaにて記者発表会を行いました。既にお知らせしたとおり、この発表会において雅-MIYABI-の発売、priori 3 LTE、FREETEL SIM for iPhone/iPad、そしてヨドバシカメラにフリーテルコーナーの設置を発表しました。
その発表会の様子をレポートします。
今回の発表会はヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店内で行われました。時間は8時40分からで、開店前のスペースを利用していました。
開始とともにプレゼンターとしてプラスワン・マーケティングの増田社長が登場。まずは前回6月の発表会からこれまでのFREETELについて。
FREETELはSIMフリーキャリアとして「店舗」「端末」「通信(SIM)」のすべてを重要としているとのこと。
そして今回、ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店内にFREETELのサービスコーナーが設けられました。端末の購入・回線契約・MNP・スタッフへの相談が可能で、今後は修理の受付も予定しています。
また、年内にはヨドバシカメラ全店にオープン予定とのこと。
端末としては、AndroidのSAMURAIシリーズ第1弾として雅-MIYABI-を本日より発売。Android5.1を搭載し、そこそこのスペックでありながら税抜19,800円とお手軽な価格になっています。
・FREETELのSAMURAIシリーズ「雅 MIYABI」が本日より販売開始、19,800円 | オクトバ
発表会の中で「本日発売」と聞いてしまい、ついついそのまま開店と同時に購入してしまいました。
さらに、廉価な端末として人気を集めたpriori 2の後継機種「priori 3 LTE」が発表されました。
・FREETEL、Android 5.1搭載のSIMロックフリースマホ「Priori3 LTE」を12,800円で近日発売! | オクトバ
Android 5.1を搭載し、高速通信LTEに対応、これで税別12,800円はかなりのインパクトがありますね。
最後に通信に関する新サービスとして、FREETEL SIM for iPhone/iPadが発表されました。これはAppStoreダウンロード時のパケット料金が無料になるというiPhone/iPad用の特別な格安SIM(プラン)です。
・FREETEL、AppStoreダウンロード時のパケット料金が無料になるFREETEL SIM for iPhone/iPadを発表!10/9発売 | オクトバ
for iPhone/iPadと付いていますが、Android端末での使用も問題なく、「AppStoreダウンロード時のパケット料金が無料」ということ以外はこれまでのFREETEL SIMと同じです。また、FREETEL SIMを契約している方はマイページからfor iPhone/iPadへプラン変更も可能です。
なお、AppStoreでダウンロード時のパケット料無料ができるのであれば、Google Playで同様のことはどうか?という質問に対しては「良い質問ですね」とのことでした。すごく笑顔でした。
プレゼンテーション後、店内のFREETELコーナーへ。
場所は1階正面から左へ進み、ドコモのスペースを越えたあたり、格安SIMのコーナーと隣接して設置されています。FREETELは端末もSIMも販売していますが、ここで相談してFREETELの端末と、別の格安SIMを選ぶ、ということも考えられています。
FREETELの最新機種が展示されています。
こちらは本日発表されたばかりのpriori 3 LTEです。爽やかなカラー展開が嬉しいですね。
SAMURAIシリーズの極-KIWAMI-も「参考展示」として置かれていました。
この蒔絵のような背面カバーは素晴らしいですね。
雅もそうですが、SAMURAIシリーズは「日本」をとても強く意識して作られており、壁紙や通知音なども和風のものが多く収録されています。これはほかのメーカーではほとんど見られない特徴です。
こちらはOSにWindows 10 Mobileを使用したKATANAシリーズの「KATANA 01」です。
ちゃんと動いていますが、発売時期等に関しては、MicrosoftのWindows 10 Mobile自体がまだリリースされていないので、それ次第であるとのことです。
背面は一瞬ヘアライン加工のようにも見えましたが、触った感触はマットなプラスチックで、Zenfone 2の背面と似た感触でした。
こちらもWindows 10 Mobile端末で、KATANA 01よりもスペックアップした「KATANA 02」です。こちらは画面も5インチで少し大きくなっています。
背面は鮮やかなオレンジ。ただ質感はプラスチックそのもので、安っぽく感じました。実際、KATANA 02でも税別29,800円を予定しているので安いのですが。
KIWAMIの背面が豪華に見えるだけに差を感じてしまいます。
なお、このKATANA 01およびKATANA 02については、記者発表会用に用意されたもので、実際の店舗では展示されていません。
今後発売される新商品だけでなく、これまでFREETELが販売してきた(現在も販売している)端末についても展示され、触ることができます。
発売後、わずか3日で完売したはずのSIMフリーガラケー「Simple」も展示・販売されていました。
これまで2015年夏発売とされてきたものの、なかなか発売日が発表されなかった雅がようやく発売されました。FREETEL SIMやSimpleで大きく話題となり、今回の雅と極のSAMURAIシリーズ、そしてWindows 10 Mobile端末のKATANAシリーズと、最近のFREETELは勢いがありますね。
期待が大きくなっている分、評価も厳しくされている部分もあると思いますが、それだけ認知度も上がってきています。「店舗」「端末」「通信」すべてを担い、それでいて縛ることをしないSIMフリーキャリアとして、今後も楽しみな存在であってほしいと思います。
・FREETEL(フリーテル)
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