先週のニュースまとめ :7インチFireタブレットに16GBモデル登場【2016年3月26日 ~ 2016年4月1日】

[PR記事]

 

アマゾン ジャパンは「Fire タブレット」シリーズに新モデルを追加し、3月31日から販売開始した。また、テレビ用のアンテナ端子に繋げるだけで地デジをWi-Fiを使ってスマートフォン等で視聴できる機器「DXメディアコンセント」が発売された。サービス関係ではソフトバンクがクラウドファンディングサービスを始めている。

新製品

(1) Fire タブレット 16GBモデル

今回の新モデル登場前のFireタブレットのラインナップはディスプレイサイズが6/7/8/10インチと4サイズに分かれ、7インチモデルにはストレージ容量が8GBの機種しかなかった。今回新たに登場したのは7インチモデルでストレージ容量が16GBのものだ。

octoba-265_fire-01

これによって、7インチモデルではストレージ容量が8GBと16GBのモデル、2種類が揃ったことになる。価格は一般向けが10,980円(税込)で、「プライム会員」の場合は6,980円だ。8GBモデルはプライム会員の場合、4,980円というさらに安価だが、さすがに8GBは少ないので、16GBモデルの登場は嬉しい。

(2) DXメディアコンセント

DXアンテナは3月30日、「DXメディアコンセント」と名付けた製品を販売開始した。この製品は、各家庭の壁等に用意されたテレビアンテナ端子に接続することで、地上デジタル放送をWi-Fi経由でスマートフォンやタブレットに飛ばし、それらの機器で視聴可能にする、というもの。

octoba-265_dxmedia-01

DXメディアコンセントとスマートフォン/タブレット間は、ダイレクトにWi-Fiで繋ぐわけではなく、Wi-Fiルーターを挟むため、IEEE802.11n/ac対応のルーターが必須だが、ワンセグ/フルセグ非対応のスマートフォンでもテレビを視聴できるようになるので便利だ。
DXメディアコンセント製品ページ

(3) 熊のぬいぐるみ型のコミュニケーションロボット「ここくま」

NTTドコモ、バイテックグローバルエレクトロニクス、ムーアドール、そしてイワヤの4社は3月30日、熊のぬいぐるみ型のコミュニケーションロボット「ここくま」を発表した。発売時期は7月。

octoba-265_kokokuma-01

左右の手それぞれにボタンがあり、左のボタンを押すと音声メッセージを遠隔地にいる家族などに送ることができ、右手のボタンを押すと、遠隔地の家族が送ってくれた音声メッセージを聞くことができる。

遠隔地にいる家族は専用のアプリを使うことで、ここくまを介しての音声メッセージのやり取りができる、というものだ。

アプリ

(1) 仮面ライダーあつめ

東映は3月28日、ヒットポイントとコトブキソリューションズが開発したアプリ「仮面ライダーあつめ」をリリースした。このアプリはヒットポイントのヒット作「ねこあつめ」をベースとした放置ゲームで、猫ではなく仮面ライダーを集めるのが目的だ。

octoba-265_kamen-01

<(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 (C)石森プロ・東映 (C)2016 KEMCO/Hit-Point>

仮面ライダー達は、設置アイテムにイタズラをするために現れるショッカー達を倒すために来てくれる。もちろん歴代ライダー達が来てくれ、彼らの写真を集めることもできる。ねこあつめと同じく、基本的にはアイテムを設置して放っておけばいいので気軽に楽しめるアプリだ。

通信会社

(1) ソフトバンク、+Style

ソフトバンクは3月30日、クラウドファンディングプラットフォーム「+Style(プラススタイル)」をオープンした。プラススタイルは一般ユーザーから意見を募ることができる点が大きな特徴のクラウドファンディングプラットフォームで、企業が提示したアイデア・企画に対して意見を出し、企業と共に企画をブラッシュアップしていくことができるようになっている。

さらに、クラウドファンディング機能で一般からの資金調達、実際の販売までをプラススタイルで行うことができ、もちろん販売後に意見を募ることもできる。そのため、実験的なアイデアを企業が試す場としての活用も可能だ。
+Style

あとがき

Amazonのタブレット「Fireタブレット」ですが、実は今は「HDX」シリーズが無いことをご存知でしょうか? 例えばFire HDX 8.9なんて、8.9インチサイズで解像度は2,560×1,600ドットと、非常にきめ細かい表示が可能なディスプレイを搭載していました。7インチサイズでフルHDのモデルもありました。しかし、今は6〜10インチまでのサイズ、全てのモデルで解像度が低く、少し残念な状況になっています。最大で1,280×800ドットです。

逆に言えば、Fireタブレットにはスペックよりも低価格を求めるユーザーが多い、ということなんでしょう。実際、7インチの8GBモデルなんてプライム会員だと4,980円です。プライム会員の場合はもちろん送料無料で、しかも税込価格でです。安いですよね。7インチモデルはさらに解像度が低くて1,024×600ドットですが、4,980円だと考えると納得できますし、家族で気軽に使えるファミリータブレットとしては十分かもしれません。

ハイエンド端末にとっては厳しい時代に入ってきたのかもしれない、と少し寂しく感じます。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!







おすすめ光回線と絶対に後悔しない選び方
  • ※お手持ちの端末や環境によりアプリが利用できない場合があります。
  • ※ご紹介したアプリの内容はレビュー時のバージョンのものです。
  • ※記事および画像の無断転用を禁じます。

執筆者