auの夏モデル第二弾シリーズが発表された。KDDIは今夏モデルを追加発表することを告知していたが、今回「BASIO2」と「かんたんケータイ KYF32」が発表された。また、現在各国で社会現象になっている人気アプリ「Pokémon GO(ポケモンGO)」の連携グッズ「Pokémon GO Plus」が発売延期となった。
新製品
(1) BASIO2
KDDI、沖縄セルラーはau向けの新製品、シャープ製スマートフォン「BASIO2」を発表した。発売日は8月5日。
BASIO2は「BASIO」の後継機種で、ターゲットはシニア層やスマートフォンの操作に不安を覚える方など。大きなアイコンで構成されたメニュー、ワンタッチでよく連絡する人に発信できる「クイックボタン」、文字の入力アシスト機能などが特徴。
さらに、今回のBASIO2ではメインカメラにスライドカバーが設けられていて、カバーをスライドさせることでカメラを起動できるようになっている。ボディ側面にはシャッターボタンも用意されていて、デジカメライクな使い方ができる。
(2) かんたんケータイ KYF32
追加発表されたもう一つの新機種は京セラ製の「かんたんケータイ KYF32」。こちらはシニア層をターゲットとしたフィーチャーフォンスタイルの携帯電話。発売日は7月30日。
かんたんケータイだが、VoLTE、LTEでのデータ通信に対応している点が大きな特徴。VoLTEになっただけでも高品質の音声通話が可能だが、さらに「スマートソニックレシーバー」、「聞こえ調整」機能などで聴きやすさを強化している。
かんたんケータイとしては高画素のCMOSセンサーを採用したカメラも特徴。約800万画素のセンサーを採用し、加えて手振れ補正機能も持つ。
防犯ブザーキーも搭載する。また、防水・防塵に加え、耐衝撃性能も持つ。
(3) Pokémon GO Plusが9月に発売延期
任天堂が開発している「Pokémon GO Plus」の発売日が延期となることが明らかにされた。スマートフォン向けゲーム「Pokémon GO(ポケモンGO)」の連携グッズとして開発中のウェアラブル機器で、スマートフォンをカバンやポケットなどにしまった状態でもPokémon GO Plusだけでポケモンをゲットしたり、ポケストップでアイテムを入手することができるので、ヘビーユーザーには嬉しい機器だ。
また、ポケモンが近くに現れたり、ポケストップが近くにある時に振動とLEDで知らせてくれる機能もあるので、こうした通知機能だけをPokémon GO Plusに頼り、モンスターボールを投げたり、ポケストップでのアイテム入手をスマートフォンで操作してもいい。
当初は7月末発売予定だったが、9月に延期となった。
©2016 Niantic, Inc. ©2016 Pokémon. ©1995-2016 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
通信サービス
(1) ワイモバイル、データ容量2倍オプション
Y!mobile(ワイモバイル)は8月1日から月額500円のオプション「データ容量2倍オプション」を提供開始した。このオプションは、キャンペーンとして提供されている「データ容量2倍キャンペーン」と同じ内容のもの。キャンペーンの場合は、対象者は月額料金なしで特典を享受できるが、オプションの場合は、月額500円を支払うことで享受できる。
キャンペーンの場合は、新規・MNPのユーザーのみを対象としているが、オプションではそれ以外のユーザーも利用できる。このオプションに加入すれば、料金プランで定められた月間データ量を消費した後、同容量までの追加料金が不要になる。すなわち、1GBのプランなら月間で2GBまで、3GBのプランなら6GBまで、7GBのプランなら14GBまで高速データ通信を利用できるようになる。
(2) イオンモバイル、国内通話かけ放題のオプション
イオンリテールは格安のモバイル通信サービス「イオンモバイル」において、月額1,500円のオプションサービス「050かけ放題サービス」を提供開始した。月額1,500円で、国内の固定電話、携帯電話、PHS、IP電話に24時間かけ放題となる。
ただし、このサービスは050番で始まるIP電話サービス。逆に言えば、IP電話ならではの特徴を活かし、海外滞在時でもWi-Fi経由で日本の電話宛にかけ放題で掛けられるようになっている。
なお、連続で5時間以上の通話を行った場合、一旦強制的に切れるようになっている。もう一度かけ直せば再び通話できる。これは、他のユーザーへの迷惑にならないための措置とされている。
あとがき
ポケモンGOが日本でもリリースされましたが、早くも社会現象となっています。私もプレイしていますが、驚くのは千葉の片田舎に住む私でも、近所でポケモンGOプレイヤーを普通に見かけることです。Ingressもしばらくの間プレイしていましたが、東京ではエージェント(プレイヤー)を見かけても自宅周辺では見かけたことがありませんでした。ところが、ポケモンGOでは、普通に見かけます。
ポケモンGOのプレイにあたっては色々な問題も出てきていますが、他の人の迷惑にならないようにプレイしたいところです。ちなみに、標準設定ではポケモンが出現するとスマートフォンが振動してくれますので、歩行中は画面を見ずに、振動したら立ち止まり、周囲を確認し、適切な場所でモンスターボールを投げてポケモンをゲットしたいところです。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!