先週のニュースまとめ :Googleが「Made by Google」製品を一挙発表!【2016年10月01日 ~ 2016年10月07日】

[PR記事]

 

octoba-291_madebygoogle

(Made by Google製品群)

米Googleが「Made by Google」の製品群を発表した。スマートフォン「Pixel」及び「Pixel XL」、「Google Assistant」用機器「Google Home」、ホームルーター「Google WiFi」、4K対応の「Chromecast Ultra」。また、ソニーからコードレスのBluetoothヘッドセット「Xperia Ear」が国内向けに発表された。

新製品

(1) Google Pixelシリーズ
米Googleはメーカーと組んで開発してきた「Nexus」シリーズから一つステップを進め、米Appleのように全てを自分たちで開発したスマートフォン「Pixel」及びより大きなディスプレイを採用した「Pixel XL」を発表した。パーソナルアシスタントサービスGoogle Assistantに対応する初のスマートフォンとしても注目される。

octoba-291_pixel

(Pixelシリーズ)

Pixelシリーズは有機ELディスプレイを採用したAndroidスマートフォンで、Google Assistantを使えることが大きな魅力。従来の音声操作から大きく進化した機能で、自然な対話で様々な情報を得たり、操作ができる。

また、「DxOMark Mobile」で89点というハイスコアをマークしたメインカメラの性能も特徴の一つ。さらに、GoogleのVRプラットフォーム「Daydream」にも対応する。

最新のGoogleサービスに対応しているので、アーリーアダプター層には魅力的だ。ネットワークに関してもLTE Cat11対応で、下り最大600Mbpsにまで対応できる。日本でのリリースに関してはまだ案内されていないが、期待して待ちたい。

(2) Google HomeとGoogle WiFi
米GoogleはGoogle HomeとGoogle WiFiも発表した。Google HomeはGoogle Assistantを家の中で使う時に便利な機器で、マイクやスピーカー、通信機能などを内蔵している。「OK Google」と話しかければGoogle Assistantが様々なサポートをしてくれる。天気やニュースを教えてくれたり、ウェブで検索した情報を教えてくれたり、SNSやメールの通知を知ったり、音楽のコントロールやラジオなどを聞いたりもできる。

octoba-291_googlehome

(Google Home)

一方のGoogle WiFiは3台で1セットで使うことができるホームルーターで、家の中の隅々まで安定して高速なWi-Fiネットワークを構築できる。さらに、子供が使う機器への接続時間を制限したり、来客者用のパスワードを設定するようなこともできる。

octoba-291_googlewifi

(Google WiFi)

(3) Google Chromecast Ultra
米GoogleはChromecast Ultraも発表した。Chromecast Ultraは日本市場への投入も明らかにされていて、価格は9,720円だ。近日発売予定。

octoba-291_chromecastultra

(Chromecast Ultra)

Chromecastは新型が今年リリースされたばかりだが、今回登場するUltraは4Kに対応する。同種の製品としてはAmazonのFire TVが4K対応していることもあり、Netflixの4Kコンテンツの視聴をしたい方はFire TVを選んでいたかもしれないが、今後はChromecast Ultraでも可能だ。

Chromecast Ultraには有線LANポートもあるので、有線LANで繋いでもいい。

(4) ソニーモバイル Xperia Ear
ソニーモバイルコミュニケーションズは11月18日にコードレスのBluetooth片耳ヘッドセット「Xperia Ear」を発売する。想定実売価格は20,000円前後。

octoba-291_xperiaear

(Xperia Ear)

Xperia Earは片耳ヘッドセットなので、音楽視聴を中心に考えると適していないが、音声通話を中心にすると非常に便利だ。コードレスで、本体イヤホン部分に全てのユニットが収められているので、かさばらないのが嬉しい。また専用ケースはモバイルバッテリーの役目を果たし、外出先でも手軽に充電できるようになっている。

通信サービス

(1) ソフトバンクの1.5GHz帯での3Gサービスが終了
ソフトバンクは来年3月31日午前2時をもって、1.5GHz帯での3Gサービス「ULTRA SPEED」を提供終了する。ULTRA SPEEDで使っていた10MHz幅の周波数帯は、来年4月以降はLTEで使うことになる。

サービス終了に先立ち、一部のエリアではすでに低速化されていて、下り最大42Mbpsから下り最大21Mbpsになっている。

サービス終了の影響を受ける機種は下記のリンク先のページで確認することができるので、気になる方はチェックしてみよう。
一部3Gサービス(1.5GHz帯/1.7GHz帯)提供終了について

あとがき

GoogleからPixel/Pixel XLが発表されましたね。Nexusシリーズと違う点は開発の全てをGoogleが担当していることです。Appleがハードとソフトを全て開発していること、MicrosoftがSurfaceシリーズで同じことをしていることに続く動きと言えるでしょう。このPixelシリーズがどれくらいの売れ行きを見せるのか気になるところですし、日本市場に投入されるのかも注目です。この秋冬モデルとして登場する場合、注目機種の一つになることは間違いないですね。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!






  • ※お手持ちの端末や環境によりアプリが利用できない場合があります。
  • ※ご紹介したアプリの内容はレビュー時のバージョンのものです。
  • ※記事および画像の無断転用を禁じます。

執筆者