「マルウェア」。
パソコンを日常的に使用しているのでしたら、その脅威については説明するまでもありませんが、ことケータイともなるとその警戒心が緩む人も多いのではないでしょうか?
特にガラケーからの乗り換えでスマホをメインにネットなどを使用している場合ですと、「マルウェア」と言われても「はて?」と首を傾げるのも致し方ありません。
しかし、ケータイの性能が高まり、いうなればパソコンに近づくほどにその危険性も同時に高まっていきます。
今回ここで取り上げるのは、Androidで猛威を奮っている「マルウェア」について紹介いたします。
マルウェア「Gooligan」とは?
まず、聞きなれない言葉である「マルウェア」についてから説明いたします。
「マルウェア」とは、コンピューターが感染することでユーザーの意図しない動作を実行する「悪意ある」ソフトウェアの総称です。
パソコンなどにおける「ウィルス」というものについてはご存知かと思いますが、時々ニュースなどで取り上げられて世間を騒がしているこの「ウィルス」もそんな「マルウェア」の一種といえば、どのようなものなのかは想像できるかと思います。
そしていま、Androidで猛威を奮っているのが「Gooligan」とというもので、現在世界中に蔓延してユーザーに被害を与えているのです。
「Gooligan」について
「Gooligan」はかなりハイペースで増殖しており、すでに100万台超の端末が感染被害にあっているようです。
この「Gooligan」に感染するとどのような被害を受けるのかについてですが、かいつまんで説明しますとGoogle Playストアにアクセスして特定の不正なアプリのインストールを行われ、さらにそのアプリの好意的な内容のレビューを書き込むということが実行されるようです。
感染経路についてですが、第三者が設置したアプリストアやフィッシングによって広がっていきます。
被害を避けるためにはOSのアップデートを行い、Google Play以外の野良アプリサイトなどは極力利用しないように注意しましょう。
■ニュースソース
The Verge