さくら、咲きました。:ロングランPCノベルゲームをスマホ化! 「さくら、咲きました。」を紹介!

昨今のPCノベルゲームは、その内容の深さやシチュエーションの巧みさには舌を巻くものがあります。

かつてそれらのゲームというと、ユーザーに対して「キャラクターがかわいい」とか「興奮度が高め!」というようなことを前提にしている場合がほとんどでした。

しかし、90年代あたりに登場し始めた「内容ありき」なノベルゲームの台頭、その後の「エヴァ」や「魔法少女まどか☆マギカ」などのゲームと親和性の高いタイトルが影響を与えて、ますます内容重視のタイトルがリリースされるようになりました。

そして今回紹介する「さくら、咲きました。」も例外にもれず純粋にノベルティとしての完成度の高さが評価され、リリースから4年以上経つにも関わらず多くのユーザーから親しまれているタイトルなのです。

今更なんて言わないで! 名作は語り継ぐべし!

さて、前置きが長くなりましたが美少女ゲーファンにとっては、このタイミングで取り上げることに対して「いまさらかよ」というヤレヤレな溜息が聞こえてきそうですけれども、当然中にはお初の人がいるわけですから、紹介いたします。

そうです、名作に遅い早いは無し! 新しいファンに語り継いでいくべきなのです。

ということで、「さくら、咲きました。」についてですが、元はパソコン版としてリリースされたビジュアルノベルゲームでした。

しかし、その内容の深さが評価されてこれまでにもガラケー時代から移植され、今日ではスマホアプリ化。

完全移植ではありませんが、大事なエッセンスはキチンと抽出してアプリ化されていますので内容は折り紙付き!

かつてプレイした人でも「どこがどのように変わったのか?」という視点から楽しめば、以前とは違ったものが見えてくるかもしれませんよ!?

読めばハマる! ディープな世界観を堪能!

一見したところでは、ありがちな学園モノを彷彿とさせますが、この時代ははるか未来となる2238年のお話。

人は老化することなく永遠に生き続けることができるようになり、まさにエンドレスなこの世の春を謳歌していました。

「春眠暁を覚えず」。

誰もが死に悩まされることなく、ゆるい日常を過ごしていたそんな時代に、突如巨大隕石が接近。

回避は不可能。
人類は滅ぶ!?

そんな現実に直面した主人公、そして親しい友人たちとの永遠と終わりについてのドラマが展開します。

春の夜の夢のように儚く、淡く、そして濃い。

彼ら彼女らの視点からはシリアスな生きること・死ぬことについてかいま見ることができるはずです。

説明はここまで。これ以上のことはあえて言及しません。

ここから先のお話はあなた自身の目で確かめてみてもらいたいからです。

架空の世界ながらなぜかとても親近感のある、リアルでシビアな甘酸っぱいだけではない青春物語をぜひとも堪能してみてください。

■ソース
ダウンロード

なお、auスマートパス版は無料でプレイ可能です。