先週のニュースまとめ :Android 8.0 Oreo正式発表!@au.comのメルアド取得が来春より可能に!【2017年8月19日 ~ 2017年8月25日】

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米GoogleがAndroid Oを正式発表しました。正式には「Android 8.0 Oreo」となります。コードネームは今回はOで始まるお菓子Oreoです。日本でも普通に売られていますから食べたことがある方も多いですよね。また、KDDI/沖縄セルラーがついに「@au.com」のメールアドレスへの移行を決めました。現行の「@ezweb.ne.jp」のアドレスの継続利用ももちろん可能ですが、2018年4月以降に新規取得する方、変更する方は「@au.com」のメールアドレスとなります。残念なニュースとして富士通が携帯電話事業を売却するのでは? という話もあります。

Google

(1) Android 8.0 Oreo

米Googleは8月21日にAndroidの次期メジャーバージョンであるAndroid Oを正式発表しました。バージョンはAndroid 8.0となり、コードネームはOreoです。Oreo(オレオ)は日本でも販売されていますので、馴染みのお菓子ですね!

Android Oではマルチタスク関連の機能がさらに進化します。Android 7.0では、画面を分割して2つのアプリを同時に表示して操作できる「マルチウィンドウ」機能が導入されました。今度は「ピクチャー・イン・ピクチャー」機能です。アプリを使いながら、他のアプリを小窓表示できますので、シーンによってはマルチウィンドウよりも便利でしょう。

また、端末の起動時間の短縮、テキストのコピペの際にダブルタップでできるようになること、そしてその範囲をAIが上手く判断して選んでくれる、とのことで、コピペがとても楽になりそうです。

さらに、オートフィルがChromeだけでなく他のアプリにまで拡大されますので、他のアプリでもID/パスワードの入力などが手軽になります。他にも様々な機能や進化がありますので楽しみですね。年末までには各社から搭載機種がリリースされ始める予定です。

サービス/アプリ

(1) @au.com

auが新たなEメールドメイン「@au.com」を提供することを明らかにしました。来春2018年4月より提供開始となります。新規取得する場合には「@au.com」になりますし、現在「@ezweb.ne.jp」を利用中の方も「@au.com」のアドレスに変更できます。ただ、変更の際、現在使っているローカルパート(@の前の部分です)を引き継ぎできるのか? というと、できるようです。

また、今の「@ezweb.ne.jp」のアドレスのままの方がいいよ、という方は継続利用できます。

Eメールアプリもリニューアルし、「auメールアプリ」をAndroid向けに新たに提供しますが、対応機種は今秋・冬モデル以降となります。それ以前の機種、すなわち現在市場にある機種では現行あぷりん継続利用となりますが、それでも「@au.com」のアドレスを扱うことはできます。

(2) 「鉄拳」登場!

バンダイナムコエンターテインメントから対戦格闘ゲーム「鉄拳」のモバイル版がリリースされます。すでに事前登録が始まっていますので、関心がある方はしておきましょう。

グローバルで人気のタイトルだけに配信元はBANDAI NAMCO Entertainment Europe S.A.S.です。鉄拳モバイル版の詳細はまだ明らかになっていませんが、公開されている画像を見る限りかなり綺麗そうです。

あとはスマートフォンでの操作ですが、上手く工夫されていることを期待したいですね。
「鉄拳」公式サイト

業界ニュース

(1) 富士通が携帯電話事業を売却か?
残念ながら富士通が携帯電話事業を売却するのではないか? との報道が出始めています。まだ公式発表ではありませんので、実際のところは分かりませんが、報道によれば投資ファンドや海外メーカー等が売却先候補として挙がっているようです。

具体的にはポラリス・キャプタル、CVCキャピタル、ファーウェイやレノボ、ホンハイなどです。メーカーやEMS大手のホンハイの場合は日本でも携帯電話事業をしていますので、富士通の「arrows」ブランド、そしてドコモ向けの「らくらくホン」「らくらくスマホ」シリーズで培った技術などに魅力を感じるかもしれません。特にファーウェイはSIMフリー市場では絶好調ですが、キャリア向けではまだ成功したとは言えませんし、それはレノボもです。ホンハイはシャープを傘下に抱え、「AQUOS」シリーズを展開しているので、arrowsシリーズは被る部分もあるので、あまり意味がないかもしれません。

何れにしても富士通が事業を売却すると携帯電話メーカーは日本ではソニーと京セラの2社になってしまいます。残念でなりません。可能ならば事業継続とarrowsシリーズもしくは新シリーズでの起死回生を期待したいところです。

(2) スマートキッズカート

スーパー、デパート、大型商業施設などで用意されているキッズカートですが、大きな進化を見せそうです。ネオスとゼンリンデータコムが共同で開発した「スマートキッズカート」と呼ばれる、タブレットを搭載したキッズカートの実験が先日「ららぽーと立川立飛」で行われました。すでに実験期間は終了していますが、近い将来、実際に導入されるかもしれません。

このスマートキッズカートでは、搭載されているタブレットで知育アプリや子供向けの動画などを楽しめます。

さらに、カートに搭載された位置情報センサーを使って、来客の行動データを取得できますので、お店はそれを使って店内の様々なレイアウトやスタッフの配置などを適切なものにすることができるかもしれません。様々な改善にデータを使えるはずです。

スマートキッズカートの導入を楽しみにしたいところです。

あとがき

富士通の携帯電話事業売却の報道は本当に残念です。まだ正式発表ではありませんので、継続を期待したいですね。日本市場ではどうしてもiPhoneが強く、Androidはスマートフォン市場の約半分です。その中での各メーカー間の戦いになっていますので、最初からパイが小さくなってしまいますし、ソニーのXperiaのブランド力は健在ですし、AQUOSは「AQUOS R」で少し復活した感もあります。京セラは他機種展開で地道に売れていますし、海外向けも扱っています。富士通が苦しくなるのもしょうがない状況ではありますが、今のarrowsは決して悪くありませんし、らくらくホンやらくらくスマホシリーズは良いですよね。なんとか起死回生を期待したいですし、売却するとしても完全に手放すのは止めてほしいところです。

今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!







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