先週のニュースまとめ :ミズノがセンサー内蔵ボール「MAQ」を発表!ドコモのLTEが受信時最大788Mbpsに!【2017年9月2日 ~ 2017年9月8日】

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昨今は様々な製品に通信モジュールや各種センサーが内蔵され、色々なアイテムが発表されていますが、ミズノが各社と協力し、センサーを内蔵した野球ボール「MAQ(マキュー)」を発表しました。来春には発売される予定です。また、NTTドコモ(以下、ドコモ)がLTEの下り最大速度を788Mbpsに引き上げています。もちろん一部エリアからの提供ですが、対象エリア及び対象機種のユーザーには嬉しいニュースでしょう。KDDIが実施した5Gのテストでは時速190km超でのハンドオーバーに成功しています。5Gの商用サービス実現に向けた各社の取り組みも着々と進んでいます。

新製品

(1) ミズノ MAQ

ミズノは来春の販売開始に向けて現在「MAQ(マキュー)」を開発中だと発表しました。MAQには、センサーとバッテリーが内蔵され、投げたボールの回転数、回転軸、速度などを計測できるようになっています。取得したデータはスマートフォン向けアプリで閲覧・分析できるので手軽です。内蔵バッテリーはワイヤレス充電で充電できるので、ケーブルレスです。また、ボールは硬式球と質量・バランスが変わらないので、投球時の違和感もないという。

このMAQを使って投球を分析することで、伸びのあるストレートやキレのある変化球など、数値化が難しい「球質」をデータで可視化することが可能となり、投球練習をサポートできる、ということだ。

今後も開発が続けられ、プロ野球や大学野球などでテストが行われる。来春の発売時には19,800円での販売となる予定。ただし、ワイヤレス充電器が別途15,000円なので、合計では34,800円だ。

通信会社

(1) ドコモのLTEが高速化!

ドコモのLTEが9月4日より受信時最大788Mbpsに引き上げられています。エリアは東名阪の一部からで、それ以外の地域では下り最大738Mbpsです。もちろん対応機種でなければこの超高速は利用できません。

対応機種は「Xperia XZ Premium」「AQUOS R」「Galaxy S8+」「Wi-Fi STATION N-01J」の4機種で、各機種共ソフトウェア更新を実施する必要があります。

下り最大788Mbpsは4つのアンテナで同時に通信する技術「4×4 MIMO」の伝送効率を向上させることで実現しています。4×4 MIMOはうまい具合に4つのアンテナで通信するのはややシビアな技術ですが、電波状況の良い場所なら相当速い速度が出るはずです。

(2) KDDIが時速190km超での5Gハンドオーバーに成功!
KDDIに限らずドコモもソフトバンクも次世代移動通信システム「5G」の商用サービスに向けた実験・準備を続けていますが、今回、KDDIはサムスン電子と組んで高速移動時の実験を行なっています。

自動車を使って時速190km超での状況下での5Gのハンドオーバーに成功しています。より正確な数値では時速192kmでの成功です。また、時速205kmにおける5Gのデータ通信にも成功しています。

(3) ソフトバンクがVoLTEオプションの申込不要に
ソフトバンクは通信サービス「ソフトバンク」と「ワイモバイル」において「VoLTE」のオプション申込を不要とします。11月から適用ですが、それ以降は、VoLTEの利用に際して申込が不要となります。VoLTEオプションの利用料金は無料ですが、現在は申込が必要なので、場合によってはVoLTE対応機種を使っていながらVoLTEを使えていない方もいるかもしれません。

しかし、11月以降は、VoLTE対応機種であれば申込不要でVoLTEを利用できます。もちろん、端末側での設定が必要な場合には設定をしなければなりませんが、今よりも楽になることは確かです。

イベント

(1) 10月9日に「TORQUEの日」イベント開催!

KDDIは10月9日を「TORQUEの日」に制定したことを明らかにしています。ちゃんと一般社団法人日本記念日協会に申請し、認定されています。この日はもちろんauスマートフォン「TORQUE」の記念日ですが、その記念すべき最初の「TORQUEの日」となる今年の10月9日にイベントが開催されます。このイベントはTORQUEユーザーでなくても参加できるので予定が空いている方はぜひ参加してみましょう!

「TORQUEの日」イベントの名称は「TORQUE WONDERLAND」で、東京都昭島市の「モリパーク アウトドアヴィレッジ」で開催されます。参加費は無料で、申込は不要です。

面白いのは、「クライミングウォール」の体験や「カヤック」の体験ができることです。さらに、BMX、MTBなどを使ったフリースタイルのデモンストレーションもありますので、かなり楽しめるイベントだと思います。

もちろんTORQUEユーザー向けのイベントもあります。開発者とのコミュニケーションができる「TORQUEオーナーズサロン」などが開催される予定です。

詳しくは公式サイトでチェックしてください!

あとがき

ミズノが各社と協力して開発中のMAQですが、こういうアイテムは子供の頃に欲しかったですね。すごく面白そうですよね。実際にはここまでの分析ツールを有効活用できるのはプロ野球選手やプロを目指す選手であって、少年野球や気軽に野球で遊んでいる子供向けではないと思いますが、面白そうですよね。おそらくこうしたボールは野球に限らず、今後も様々なスポーツで展開されると思いますので、色々と楽しみですね。テニスなんかはすでにソニーがラケットに取り付けるセンサーなどを販売していますし、ゴルフなどもありますよね。

今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!







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