先週のニュースまとめ :トーンモバイル新機種「TONE e19」登場!auが決済サービスとポイントを一般開放!【2019年2月9日 ~ 2019年2月15日】

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トーンモバイルが新スマートフォン「TONE e19」を発表しました。発売日は3月1日です。フリマアプリ「メルカリ」を展開するメルカリグループからもスマホ決済サービスが登場です! その名も「メルペイ」が提供開始となっています。さらに、ギフトカード「QUOカード」のデジタル版「QUO カード Pay」が登場です。また、auが「au ID」、そして「WALLET ポイント」、今後投入予定の決済サービス「au PAY」をオープン化することを明らかにしました。

新製品

(1) トーンモバイル、TONE e19

トーンモバイルがスマートフォン新製品TONE e19を発表しました。すでに予約受付を開始していて、発売日は3月1日の予定です。価格は19,800円。

トーンモバイルは、いわゆる「TSUTAYAのスマホ」で、TSUTAYAの対応店舗が主な販売チャネルとなっています。加えて、ウェブ、そして「カメラのキタムラ」でも取り扱っています。

TONE e19は、価格からも想像できると思いますが、エントリークラスのスペックのスマートフォンですが、トーンモバイルならではのAIを活用した安心見守りサービス「TONE あんしん AI」をサポートすることが大きな特徴となります。

今回のTONE e19は全世代向け製品とされていますが、「TONE あんしん AI」は基本的には子供向けのサービスなので、主なターゲットはやはり子供世代だと思います。「TONE あんしん AI」では、指定エリアへの出入りを通知してくれたり、指定エリア内で使えるアプリを制限できたり、日々の利用時間や歩数等をレポートしてくれる機能などを利用できます。

加えて、AIを活用して、それらの機能のオススメ設定を教えてくれたり、より適切な制御ができるようにAIがサポートしてくれます。

TONE e19自体は5.93インチのディスプレイ、Snapdragon 450、3GBメモリ、32GBストレージを搭載したAndroidスマートフォンです。詳しくはこちらの記事を参照ください。

決済サービス/電子マネー

(1) メルペイ

メルカリの子会社であるメルペイがスマホ決済サービス「メルペイ」の提供を開始しました。ただし、まずはiOS版からです。

メルペイは将来的にはQRコード決済サービスなども導入予定ですが、今のところはNTTドコモ(以下、ドコモ)の「iD」のみに対応しています。どういうことかと言うと、iD経由での決済になります。逆に言えば、iD対応店でメルペイを使えることになりますので、対応店舗が最初からかなりの数に上ることになります。

一方、メルペイへの残高チャージはメルカリの売上高か銀行口座経由しか、今のところはできません。将来的にはクレジットカードにも対応する予定です。

現時点の使用の流れは、iD対応店舗でメルペイを使う旨を伝えて、読み取り機にスマホをタッチ(かざす)すると支払いが完了します。支払額の引き落としはiDを介して行われることになります。

(2) QUO カード Pay

クオカードが「QUOカード」のデジタル版となる「クオ・カード ペイ(QUO カード Pay)」の提供を3月14日より開始します。

QUO カード Payはデジタルギフトですが、スマホ決済サービスの要素も備えています。50円から10万円までの範囲で自由に金額を設定して購入できて、それを手軽に人に贈ることもできます。

贈られたQUO カード Payは、アプリ不要で使えますので、贈る方も贈られる方も使い方調べに手間をかけずに済んで楽、というのが大きな特徴です。QUO カード Payはスマートフォンに表示されるバーコードをレジで読み取ってもらえば支払い完了です。
クオカード公式サイト

KDDI/沖縄セルラー

(1) au ID、ポイント、決済サービスをオープン化

KDDIが「au ID」、「WALLET ポイント」「au PAY」をauユーザー以外にも開放することを明らかにしました。そして今夏以降、「au WALLET アプリ」でそれらのサービスを一纏めに扱えるようになります。

また、au PAYはいわゆるスマホ決済サービスですが、まだauユーザーにも提供されていません。しかし今後、スタートダッシュを一気にかけるためにもオープン化は必須と言っていいかもしれません。

KDDIは決済、金融関係のグループ会社の社名変更も行います。次の通りです。

・じぶん銀行→auじぶん銀行
・KDDIフィナンシャルサービス→auフィナンシャルサービス
・ウェブマネー→au PAY
・KDDIアセットマネジメント→auアセットマネジメント
・KDDI Reinsurance Corporation→au Reinsurance Corporation
・カブドットコム証券→auカブコム証券

あとがき

自社サービスの一般公開はドコモがかなり進んでいますが、KDDIも今後加速しそうです。KDDI(au)のコンテンツサービスも一部はすでに一般開放されていますが、全部ではありません。また、ドコモのサービスでは使用アカウントが「dアカウント」に一本化されていますが、auのサービスの場合、「au ID」にまとまってはいません。それも最終的にはまとまりそうですよね。そして、au PAYがどれくらいの速度で普及するのかにも注目ですね。

今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!






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