先週のニュースまとめ :米T-MobileとSprintが合併へ。RAVPowerからUSB PD最大61Wアダプタが登場!【2019年7月27日 ~ 2019年8月2日】

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米通信キャリアのT-MobileとSprintの合併を司法省が承認したことが明らかになっています。Sprintといえばソフトバンクの子会社ですが、合併取引後はソフトバンクの保有株式が現在の84%から27.4%まで下がり、子会社から持分法適用関連会社となります。また、IT業界とスポーツ界での大きなニュースとして、メルカリがサッカーJリーグの「鹿島アントラーズ」を買収することが明らかになりました。

業界ニュース

(1) 米T-MobileとSprintの合併話が前進
米通信キャリアのT-MobileとSprintの合併を司法省が承認しました。もちろんこれで全ての承認を終えたわけではありませんが、大きく前進しています。

T-Mobileは業界3位、Sprintは同4位です。両社が合併することで通信キャリアが米国では1つ減ることになります。そしてそれを補うため、司法省が出した条件が衛星通信放送会社のDISH Networkの通信キャリア事業参入の後押しです。

具体的にはT-MobiletとSprintのプリペイド携帯電話事業がDISH Networkに売却されるほか、通信インフラや販売チャネルなども提供/支援します。これによってDISH Networkは大きなサポートを受けた上で通信キャリア事業に乗り出すことが可能となります。

もちろんDISH Network自身、5Gのインフラ準備なども行います。そしてDISH NetworkはT-Mobile、Sprintからの事業譲渡及びサポートなどのために約50億ドルを支払います。

(2) メルカリが鹿島アントラーズを買収

フリマアプリの雄であるメルカリがJリーグの名門クラブの一つである「鹿島アントラーズ・エフ・シー」(以下、鹿島アントラーズ)を買収することが明らかになっています。鹿島アントラーズの発行済株式の61.6%を取得することになります。

鹿島アントラーズといえば、長年のファンからは旧住友金属の名前が出てくるかもしれません。今でいう日本製鉄です。

今回、メルカリは日本製鉄が保有する株式を譲渡されることで主要株主になります。日本製鉄も11%は今後も保持し、クラブ経営に関与していきます。

メルカリは鹿島アントラーズに、同社の技術や経営ノウハウを導入していくということで、鹿島アントラーズにとっては非常に大きな変革の時機を迎えたことになります。

新製品

(1) RAVPower RP-PC112

RAVPowerブランドから窒化ガリウムを採用することで超小型化を実現したUSB PD対応アダプターが登場です! 「RP-PC112」という製品で、価格は4,599円です。発売当初は記念価格の3,839円でしたが、現在は通常価格に戻っています。

RP-PC112は、USB PDで最大61Wに対応したACアダプターです。従来品と比べて約50%の小型化を実現していて、具体的なサイズは49 x 49mmです。厚さも32mmと薄く、わずか105gと軽量でもあります。

それでいて最大61W出力となっているので、USB PD対応の多くのノートPCや2-in-1 PCなどを充電することもできそうです。もちろんスマートフォンやタブレットの充電にもいいですね。

(2) ASUSが新スマホ、新ノートPCを発表へ
ASUS JAPANが20日に新製品発表会を開催します。現時点では発表される新製品の詳細は不明ですが、少なくともスマートフォンとノートPCの新製品がお披露目されるようです。

しかも、今回の発表会は「WISER TOGETHER~30 Years Together」と題していて、ASUSの30周年の節目を祝う発表会にもなるようで、力の入った新製品が登場することが期待されます。台湾本社からJonney Shih会長も来日予定とされています。

シェアサービス

(1) ヤマダ電機にChargeSPOT導入

モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」がヤマダ電機にも導入されることが明らかになっています。ChargeSPOTは「ポケモンGO」とのパートナーシップで知名度も急上昇中だと思います。テレビCMでも流れていますしね。

そのChargeSPOTのバッテリースタンドが全国のヤマダ電機に順次設置となります。

最初の1時間は150円、以後も48時間までは追加で150円で借りられるモバイルバッテリーのレンタル/シェアサービスです。最終的に買い取ることもできるようになっています。その場合は2,280円です。

あとがき

スマートフォン時代になってからモバイルバッテリーを携帯する人は非常に増えたと思いますが、モバイルバッテリーを普段持ち歩かない方も多いでしょうし、携帯していても残量がなくなっているときもあると思います。そうしたときに助かるのがモバイルバッテリーのレンタル/シェアサービスで、その中ではChargeSPOTがダントツトップになりつつあるように思います。スタンド設置場所が増えれば増えるほど便利になります。借りた場所と異なるスタンドで返してもいいからです。今後どれくらい普及するのか注目したいですね。

今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!






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