先週のニュースまとめ :楽天モバイルが4段階制で1GBまでは0円のプランを4月より!ソニーが「Xperia PRO」発売!【2021年1月23日 ~ 2021年1月29日】

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楽天モバイルが新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を発表しました。4月提供開始予定です。また、ソニーから映像制作のプロフェッショナル向けのスマートフォン「Xperia PRO」が発表されました。2月10日発売です。レノボ・ジャパンからは「Zoom」に特化した端末「ThinkSmart View for Zoom」が登場です!

通信サービス

(1) 楽天モバイル、Rakuten UN-LIMIT VI

楽天モバイルが新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を発表しました。4月1日より提供開始となり、依然としてワンプランでの提供です。すなわち、現行の「Rakuten UN-LIMIT V」からの切り替えとなります。上限額は変わらないので、現行の「Rakuten UN-LIMIT V」のユーザーにとっても、変わらないどころか、月によっては安くなるほどです。

というのも、今回の「Rakuten UN-LIMIT VI」は4段階制の定額プランとなっていて、使ったデータ通信量次第でその月の料金が変わるからです。上限は2,980円で、その下がある訳です。そのため月によっては現行プランのユーザーも安くなることになります。

各段階と料金は下記の通りです。

・1GB以下:0円
・1GBから3GB:980円
・3GBから20GB:1,980円
・それ以降:2,980円

驚異的なのは1GBまでしか使わなかった月の料金は0円という点でしょう。さすがにメインスマホとして使った場合には1GBは超える方が多いと思いますが、それでも3GBまでなら980円ですし、長期休暇の時や、そもそも外出時はあまりスマホでネットを見ないとか、Wi-Fiスポットのある所での使用が中心などの場合、1GB以下に抑えられる方も十分多いと思います。となると、0円です。

楽天モバイルの場合、最後発の通信キャリアなので致し方ない部分ですが自社インフラの整備が先行他社と比べて不十分です。しかし、それを補って余りあるほどの料金プランで、とりあえず気軽に楽天モバイルにも入っておくか、と言えるレベルです。

新製品

(1) ソニー、Xperia PRO

ソニー、ソニーモバイルからハイスペックなスマートフォン「Xperia PRO」が2月10日に発売となりました。5G対応のAndroidスマートフォンで、なんと市場推定価格は228,000円(税抜)です。

非常に高価なスマートフォンですが、それもそのはず、Xperia PROは、一般ユーザー層をターゲットにしたものではなく、映像制作などを行うプロフェッショナル向けの機能が充実した製品だからです。もちろん一般向け販売商品なので誰でも買えますが、本格的にカメラ、映像を制作する方向けの特徴を持っています。

というのも、ソニーの一眼レフカメラ「α」シリーズなどの外部カメラに接続してモニターとして使えたり、それらの映像をHDMI入力で取得して、即時にストリーミング配信できたり、USBテザリング対応カメラであればカメラで撮影した映像をXperia PROのモバイル通信経由で高速かつ安定した通信でFTPサーバに転送することなどが可能です。

スマートフォンとしては「Xperia 1 II」がベースとなっています。

(2) レノボ、ThinkSmart View for Zoom

レノボ・ジャパンから1月26日に「ThinkSmart View for Zoom」が発売になりました。ThinkSmart View for Zoomの価格は34,000円(税抜)です。

ThinkSmart View for Zoomは、名称通りZoomに特化した端末で、一見した外観はスマートディスプレイで、8インチのディスプレイが搭載されています。また、マイク、スピーカーの他、プライバシーシャッタースイッチやマイクのミュートスイッチ、ボリュームボタンが搭載されています。

プライバシーシャッタースイッチはZoom中にカメラ映像をオフにしたいときに使うもので、ミュートスイッチはマイクをオフにしたいときに使います。専用のボタンがあることでZoomの利用頻度が高い方に便利なアイテムとなっています。

サービス/アプリ

(1) Amazon Kids+アプリ
アマゾン・ジャパンはキッズ向けの定額制サービス「Amazon Kids+」のAndroidアプリの提供を開始しました。

Amazon Kids+は、初めての方は最初の1か月間は無料利用できるようになっていますので、ひとまず気軽に試せます。ただし、それ以後は通常月額980円、「Amazonプライム」会員の場合は月額480円です。

サービス内容はキッズ向けのコンテンツが中心で、各種知育コンテンツの他、動画やゲーム、書籍などが合計で数千点用意されています。

あとがき

楽天モバイルが、ほとんど完璧といっていい内容のプランを発表しました。内容的にはもう一度言いますが、ほとんど完璧ですよね。使った分だけ払う。そして上限は2,980円。ほとんど使わなかったらタダ。これで利益が出るのか心配になるレベルで、実際に楽天グループ全体として補完しあうために実現できたプランだとされていますので、おそらく単体では無理をしてるのだと思います。楽天モバイルといえば、あとはとにかく自社インフラの整備ですよね。こればかりは時間が掛かるのもしょうがないと思いますが、かなり急ピッチで進めているのも事実で、今夏までには広範囲がカバーされる予定です。

今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!






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