「話せりゃええやん、電話やし」…あー、あったね!懐かしいケータイ端末・サービスを勝手に振り返ってみました

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昔の携帯電話端末について調べ物をしていたら、懐かしい端末やサービスを発見して「あー、そういえばあったね」と見入ってしまいました。
せっかくですので、ちょっと昔を思い出し、感傷に浸りながら振り返ってみたいと思います。

こんな端末ありました

まずは、携帯電話の端末について振り返ってみたいと思います。そういえばこんな端末もありましたね!

■初代G’z「C303CA」

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防水・防塵・耐衝撃の「G’zシリーズ」初代の「C303CA」(2000年)です。G’zシリーズはカシオから発売されていたもので、スマートフォン版のG’zもリリースされました。カシオ(NECカシオ)は残念ながら撤退してしまいましたが、G’zシリーズを受け継いた「TORQUE」を京セラがリリースしています。



■モバイルカメラ内蔵「J-SH04」

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先日、「未来技術遺産」にも登録された「J-SH04」(2000年)です。携帯電話としては初めてモバイルカメラを内蔵しました。最近では1000万画素超も当たり前ですが、このJ-SH04は11万画素です。
「写メール」のさきがけ!シャープ製カメラ付き携帯電話「J-SH04」が未来技術遺産に登録 | オクトバ

私が初めて買った携帯電話もこのJ-SH04でした。家を探してみましたが、見つかりませんでした。どこいったんだろう。端末代が一括2,000円だったていうのは覚えています。



■J-PHONE×シャープの最強タッグ

JPHONE J-SH07 CM – YouTube
その後発売された「J-SH07」(2001年)は、モバイルカメラとJavaアプリ、そして携帯電話としては初めて65,536色表示のTFT液晶を搭載しました。
「うらら」懐かしい。メールを受信するとき「メールの気配がぎゅんぎゅんします」ってお知らせしてくれるですよね。

CM J-PHONE 写メール 酒井若菜 昼寝篇.mpg – YouTube
この頃から「写メール」というフレーズで広告展開が始まり、その後、ドコモは「iショット」というサービスを始めました。



■外付けカメラ「PashaPa」

au Pashapa 2 TVCF – YouTube
J-SH04と同じ頃、auからは「PashaPa(パシャパ)」という外部接続のカメラがリリースされました。このCMのインパクトは今でも覚えています。
「鏑木」の読み方、覚えてますか?

J-PHONEのCM – YouTube
自撮りしてる風景のCMですが、当時はカメラの横に小さな鏡がついていたんですよね。当時はインカメラもありませんでしたし。

機能性を求めたケータイたち

■初代リボルバー「A5305K」

【CM】京セラ au A5305K 中村獅童(2003年) – YouTube
初代リボルバーケータイ「A5305K」(2003年)です。その形状から“爪切り型”なんても呼ばれていましたね。



■アナログテレビ対応「V601N」

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そしてこちらの「V601N」(2003年)は日本初の地上アナログテレビチューナーを内蔵した携帯電話です。今ではフルセグも当たり前になってしまいましたが、当時は画期的でした。



■初の地デジ対応「W33SA」

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V601Nから約2年後の2005年に発売された「W33SA」は、地上アナログテレビに加え、ワンセグにも対応した初めてのケータイです。



■HDD内蔵「W41T」

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こちらはau向け「MUSIC-HDD W41T」(2006年)です。国内で初めてハードディスクを内蔵したケータイです。4GBのHDDに約2,000曲の音楽が保存できました。ケータイにHDDってなかなかのチャレンジだと思います。



■ウォークマンケータイ「W42S」

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「ウォークマンケータイ W42S」(2006年)です。国内の携帯電話としては初めて「ウォークマン」の名がつけられました。1GBの本体メモリと最大4GBのメモリースティックDuo対応、本体下部にはプレーヤーを操作する「ミュージックシャトル」が搭載されていました。

W41TやW42Sをはじめ、LISMOサービスなど、KDDIが音楽サービスに力を入れていることが伺えます。

見た目も大事!デザインケータイ

■au design project「talby」

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デザインといえば、やはりauでしょうか。「INFOBAR」「PENCK」「NEON」など数あるau design projectの製品のなかでも、個人的にはこの「talby」(2004年)がお気に入りでした。当時はMNPもありませんでしたし、友達が使っているのを羨ましく見ていました。



■デザインが特徴的なpremini

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preminiシリーズ初代の「SO213i」(2004年)です。やはり特筆すべきはこのデザインでしょうか。このデザインを受け継いた「SO902i」も好みのデザインでした。



■超小型「Walkman Phone, Xmini」

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同じくソニー・エリクソン製で、こちらはau向けの「Walkman Phone, Xmini」です。「Walkman Phone」と名付けられている通り、音楽に特化した端末です。サイズは約44×75×18mm、約75gと超小型軽量端末です。



■片面がケータイ、片面がラジオの「RADIDEN SO213iWR」

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premini SO213iの派生モデル「RADIDEN SO213iWR」(2005年)は世界ではじめて、AM・FM・TVの3バンドに対応したラジオチューナーを搭載しています。片面が携帯電話、もう片面がラジオというちょっと変わった端末でした。

こんなケータイもありました

■人類にはちょっと早すぎた…着ぐるみケータイ

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わりと衝撃的だったのがこちら、ボーダフォン向け東芝製「着ぐるみケータイV501T」(2005年)です。一見、普通の携帯電話ですが…


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シリコン素材の着ぐるみカバーをつけることができるのです。なかでも異彩を放つのが、やはり「ブル」でしょうか。角と4本足が生えた牛がモデルになっています。「チーズ」や「芝」もなかなか挑戦的です。



■フォンブレイバー「SoftBank 815T PB」

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こちも東芝の「SoftBank 815T PB」(2008年)です。テレビ番組「ケータイ捜査官7」に登場するキャラクターをモチーフにしています。当時、東芝はイロモノ担当だったのでしょうか…!?



■ヱヴァケータイ

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コラボケータイといえば、こちらでしょうか。ヱヴァンゲリヲンとコラボした「SH-06A NERV」(2009年)です。NERV官給品仕様のメニューや内蔵コンテンツ、着ボイスが採用されました。
その後、スマートフォン版でもコラボしましたね。



■サントリーとコラボ「ボス電」

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コラボケータイで長い歴史を持つのは「ボス電」ですよね。1999年の「P501i」から始まり、最近では「107SH」(2012年)とコラボしています。



■あのゲーム機ではありません

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こちらは三菱製の「D800iDS」(2007年)です。上下に2つのディスプレイを配置し、下部のディスプレイはタッチパネル対応です。いろんな可能性を秘めているような気もしたのですが、後継機種は発売されませんでした。
ちなみに型番の「DS」は「Direct & Smooth操作」の頭文字だそうです。

懐かしいですね。発表会で10機種とか同時に発表されるので目立つ必要もありますし、なかには個性の強い端末も多く、ワクワクした記憶があります。
続いては、サービスや機能、料金を振り返ってみたいと思います。

Push to Talk「プッシュトーク」

Kamenashi Kazuya – NTT DoCoMo FOMA 902i [CM] – YouTube
トランシーバーのような使い方ができる「プッシュトーク」。2005年11月から2010年9月まで利用できました。
auやソフトバンクも「Hello Messenger」「S!一斉トーク」という同じサービスを展開していましたが、いずれもサービスは終了しています。

好きな曲を呼び出し音に設定できる「メロディーコール」「待ちうた」、そして1つのFOMA端末で2つ目の番号が持てる「2in1」など、あーあったねと思いがちですが、こちらは現在もサービス継続中です。

話せりゃええやん、電話やし

(CM)Hitoshi Matsumoto TU-KA Commercial ver.1 (15s) – YouTube
どんどん多機能になっていく携帯電話に対し、疑問を投げかけるCMも話題となりました。「なんかもう必死でしょ、最近のケータイ」と語るのはダウンタウンの松本人志さん。音声通話専用端末「ツーカーS」を発売するなど、シンプル路線を貫いたツーカー(現au)のCMでした。

料金の移り変わり

私が携帯電話を持ち始めた2001年頃は、通話も通信も使った分だけ払う従量課金制でした。3和音から始まり64和音くらいまで対応した着メロを1曲30円とかでダウンロードしていた記憶があります。月々の通信料金は1万超は当たり前でした。いわゆる「パケ死」です。

auがガク割を開始して学生さんはauに殺到しましたよね。今でこそ3キャリアとも学割を展開していますが、当時は「学割といえばau」でした。

au WIN 妻夫木聡 CM 2003 – YouTube

そしてauからEZ WINがスタートし、大容量のデータ通信が始まるとともに、パケット定額制「EZフラット」も始まりました。元フジテレビアナウンサーの本田朋子さんが出ていた「EZチャンネル」の番組も毎日見てました。


vodafone 貫地谷しほり – YouTube
通話料金も徐々に安くなる傾向になってきました。ボーダフォン同士であれば、週末は1分5円の「ボーダフォンハッピータイム」というサービスもありました。

vodafone”ラブ定額”(ボーダフォン CM 30秒|15秒 2階建) – YouTube
家族間通話定額や指定通話定額なども導入され、音声通話定額も珍しくなくなりました。「LOVE定額」なんて、名前が直球ですよね。

 
2006年よりMNP(番号ポータビリティ)が始まったほか、端末の割賦販売も始まり、携帯電話の料金体系も変化してきました。
そして現在、2014年。端末はスマートフォンが主流となり、データ通信は3GからLTEへ、音声通話も各社新料金プランの導入により完全定額の流れになっています。
 
今回は主に2000年代前半の携帯電話やサービスについて振り返ってみましたがいかがでしたでしょうか。改めて携帯電話の進化ってすごいなぁと感じました。たまにはこうやって昔を振り返ってみるのもおもしろいですね。







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執筆者
hiro
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