Spirit HD : 微生物?UFO?エイリアン?軌跡を描いて迫りくる未確認物体を亜空間へ吸い込もう!Androidアプリ2571

[PR記事]

 


「優秀なゲームタイトル」に必要な要素とはなんでしょう?
日本人の場合、シミュレーションゲームやRPGが人気ジャンルということもあり、どちらかというとグラフィックやストーリー性に重点を置く方が多いようです。
私の場合で言いますと、「ゲーム性」でしょうか?どんなにストーリーやグラフィックが良くても、ゲームプレイが「作業化」してしまうようなタイトルは、最終的に飽きられてしまう、というのが持論です。
ゲーム性…つまりゲームのアイディアや、その操作性の良さこそがゲームの本質と思うわけですが、今回レビューする『Spirit HD』は、シンプルながらも豊かなゲーム性…プレイヤーが自由に攻略方法を模索できる点においては、本年最右翼の優良ゲームであると言えます。



アプリの特徴
  • 指1本で操作できるシンプルなゲーム性
  • 浮遊感、生物感溢れるゲームグラフィック
  • ゲームモードは全部で3種類
  • 自分なりの攻略が追求できる絶妙なゲームバランス
Spirit HD
価格:¥99
開発:Jakyl




シンプルだが奥の深いゲーム性は必見!



ルールはとにかくかんたんです。自機をフリックで操作し、その移動の後に発生する軌跡で敵を囲んで消していくだけ。

しかし、微生物ともエイリアンとも形容しがたいキャラクターたちの生命感溢れる挙動や、軌跡を結んで発生する亜空間(?)の歪みや浮遊感、そして魅力あるBGM…どれをとっても興味深い!この面白さは、遊ばない限り絶対に体感できません!




3種類のゲームモードから自由に選択可能



タイトル画面から「Play」を選ぶとゲームモードの選択が可能です。

選べるゲームモードは3種類。
・「Classic」…オーソドックスなゲームモードです。プレイレベルはノーマルからイージーといった感じなので、まずはここから!
・「Extreme」…ハードモードです。いきなり敵が大挙して出現します。
・「Pulse」…パズル的なルールのモードです。




初心者は、まずはClassicからプレイ



しっぽと翼のような物を持っているのが自機です。これを指でフリックして操作します。

追従性が非常に高く設定されているので、誰でも思う通りに操作可能です。自機を動かすとしっぽから飛行機雲のような感じで軌跡が発生します。

冒頭の敵は一見ミジンコなどの微生物を思わせるデザインですが、その動きは非常に生々しくトリッキー。こいつらを軌跡で円弧を描くように囲むと亜空間が発生し、吸い込むことができます。




敵、敵、敵のExtreme!!!!



発生した亜空間には、接触しただけで敵が吸い込まれていきます。ですから、敵の動きを予想しつつ、その進路に亜空間を発生させるなど、様々な戦略が考えられます。

もちろん、吸い込んだ敵の数が多ければ「コンボ」が成立し、高い得点が獲得できます。

ステージが進むと、高速で動き回るタイプや、進化(?)して蛇のような複雑な形状になったものも登場します。




Pulseは連続消去のコツを掴むのがポイント



このステージでは自機には軌跡を発生させる能力がなく、ステージ上を浮遊するサークル上の物体に接触することで亜空間が発生します。

そのサークル状の物体の動きがゲーム攻略のキモになっていくわけですが、他の2つのゲームモードと比べると落ち物パズル的な醍醐味があります。




接触したら破裂してゲームオーバー!



敵に接触してしまうとミスになります。ミスは最高2回まで。最近の何回でもリプレイ可能なアクションゲームとは違い、非常に硬派な設定と言えますね。

ルールがシンプルな分、プレイヤーの裁量が高いゲームですのでこういった措置はある意味当然!そのかわりに敵キャラにはいわゆる「1UP」を放出するものもいますので、気を引き締めて遊んでください。

各ゲームモードとも、ランキングの記録が可能です。



とにかく敵の動きの生命感や浮遊感、非常に考え尽くされたゲームバランスなど、今風の派手さこそないものの、ゲーム本来の魅力は他の追随を許しません。

ハードコアゲーマーなら、今年の締めくくりのためにも遊んでおいていただきたい1本ですね。




Spirit HD
価格:¥99
開発:Jakyl




アプリ名Spirit HD
対応OSAndroid 2.1 以上
バージョン1.5.9
提供元Jakyl
レビュー日2011/12/21
  • ※お手持ちの端末や環境によりアプリが利用できない場合があります。
  • ※ご紹介したアプリの内容はレビュー時のバージョンのものです。
  • ※記事および画像の無断転用を禁じます。

執筆者