さあ、冒険にでかけよう。夢もロマンもてんこ盛りの究極のハイファンタジー「マジック2015」でプレインズウォーカー入門!無料

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世界最高の名は伊達ではないことを今もって証明し続けているMTG。
カードゲームの良いところは、RPGで一番盛り上がる部分「戦闘」のみを切り出して、じっくりコトコト煮詰めたように特濃なゲームシステムを味わえることです。

今月リリースされたばかりの最新作『マジック2015』では、前作の続きというだけでなく、更なる改良が随所に施されていて遊びやすくなっています。
「ハリー・ポッター」「ロード・オブ・ザ・リング」、そして「スター・ウォーズ」などに勝るとも劣らない超スペクタクルの渦中に飛び込んできました!

マジック2015
価格:無料
開発:Wizards of the Coast LLC



マジック2014については下記を、
マジック2014 : 中毒性抜群!あの「マジック:ザ・ギャザリング」がAndroid&iOSでも遊べる!無料

マジック2015については下記もあわせてご覧ください。
今年は本気度が違う!全ての原点にして不動の頂点、MtG最新版!「マジック2015」堂々始動!!

強化されたチュートリアル

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今作のチュートリアルは前作「マジック2014」に比べ格段にパワーアップされており、マジックに触れたことがない方でもすぐに理解できるようになっています。
具体的には、

進行説明に日本語字幕+日本語フルボイス搭載

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こちらの説明は浪川大輔氏ではなく、女性の声です。
個人的な感想を加えると、多少早口で喋っておられるため進行を阻害することがなく、聞きながら場やカードを眺めることもできます。

図解を混ぜることで複数の要素を同時に進行し、格段にテンポUp

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前作の時にTomが行った長ったらしい攻略説明が恥ずかしくなるほど効率よく理解できます。さすが本家。

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最低限に絞っているとはいえ必要なことは全て網羅されています。
たとえばこちらは戦闘で繰り返される「フェイズ」の説明。MTGの戦闘はターン制、そのターンをいくつかのフェイズに分けて、フェイズごとに特定の行動を行います。
このへんも前作の攻略として載せました。

前作から進化した点として、FFのATBゲージのように進行度が表示される「フェイズ」がそれぞれ独立し、ひと目で現在のフェイズがわかるようになっています。

各種「呪文」を体験しながら覚えよう!

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ソーサリー呪文の使い方を学ぶ際は、同時にリアニメイト(墓地に置かれたクリーチャーを戦場に生き返らせる)を体験できます。これは主に黒の呪文が得意とするもので、ゾンビ化(復活後のカードのクリーチャー・タイプに「ゾンビ」を追加)されています。

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エンチャント呪文を学ぶ回では、同時に防御についても学べます。
素のクリーチャーの強さが足りず、一方的に殺されるとわかっているものの、本体へのダメージを軽減する目的であえてブロックに向かわせる作戦(時間稼ぎ)を「チャンプブロック」といいます。

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本来そうなるところを、直前に唱えた白の全体強化エンチャントによってパワーとタフネスが釣り合い、2体の防御で相手のクリーチャーを破壊せしめています。白はこうした団結力を持つクリーチャーや強化魔法が豊富です。

この他にも、インスタントの使い方を習うと同時に2つの呪文の打ち消しを体験、アーティファクト─装備品の説明直後にアーティファクト・クリーチャーの破壊を体験など、戦闘を盛り上げるトリックを次々覚えることができます。

裏をもって謀れば、またその裏をもって謀る。兵法の幻妙はここにある。

と、横山光輝先生の三国志にもいわれています。これを実践できる機会はRPGといえどそうそうあるものじゃありません。
MTGは、まさにそうした「駆け引き」を最大の醍醐味として組み上げられたゲームです。土地がアンタップで残っていれば火力や打ち消し呪文が来るかもしれない、手札が1枚でも残っていればコストを踏み倒して奇襲してくるかもしれない。
こうした”ブラフ”も立派な戦術として確立されています。これまでにもドラコ爆発パンデモノートなど、極端なデメリットを持つが故カスレアとしか見られていなかったカードを中核に添えた瞬殺コンボデッキというものもいくつも誕生しています。ピットサイクルのような華麗なコンボを決められるデッキを自分で組み上げた時の喜びはちょっと他では替えがたいものがありますよ。

戦闘の主役「クリーチャー」を深く知ろう!

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クリーチャーが持つ特殊能力も様々あります。
青の「風のドレイク」は飛行を持っており、地上を走るクリーチャーを飛び越してプレイヤーを直接攻撃できます。
白の「夜番の巡回兵」は先制攻撃警戒を持っています。この2つは特に相性が良く、警戒を持っていると攻撃に参加してもタップしません。つまり攻撃参加直後の相手のターンにブロッカーとして防御にも参加できるわけです。

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そして先制攻撃を持つクリーチャーは、先制攻撃(または二段攻撃)を持たないクリーチャーよりも先に戦闘ダメージを与えられるため、敵クリーチャーのパワーより低いタフネスだったとしても死なない(一方的に攻撃して倒せる)ことが多いです。

こうした先制攻撃の魅力を、警戒によって攻守両面でフル活用できるところが「夜番の巡回兵」の強さです。3/2という数値だけでは測れない特別な魅力を持ったクリーチャーといえます。

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ちなみにゲーム中こんな事態も発生。対戦相手が召喚したハイドラのコントロールを奪ったのですが、2ターン経過後に信じられないほど巨大になりました。緑は大型クリーチャーが豊富な色ですが、ここまで肥大化することは稀です。
こういうのも醍醐味の1つです。

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更に細かなところでは、戦闘ダメージ・ステップのアニメーションが高速化され(というより勢いがついた)、ここでもゲーム進行がテンポアップしました。

クリーチャー同士だけでなく、プレイヤーへの直接攻撃の際に挿入されるアニメーションも高速になっており、迫力も増しています。
また「ステップ」についてもチュートリアルで学べます(インスタントを使う)。

クリア後の”ごほうび”もスゴイ!

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更に嬉しいことに、最後のチュートリアルをクリアした後に好きな色のカードセット(デッキ)を貰えるようになりました。

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2色構成でバリエーションが豊富にあり、自分の好きな色、好みの戦闘スタイルを選ぶこともできるので、前作をかじったプレイヤーも一気にのめりこめるはずです。

最後に、ここで貰ったデッキを使って1戦交えます。見事勝利できればチュートリアルが完了、報酬として実績などと一緒にブースターが貰えます。非常に戦略性の高いゲームシステムだけに、チュートリアルのボリュームも豊富で長いこと楽しめます。
この後どんな冒険がはじまるのかはぜひご自身の目でお確かめください!

率直な感想として、前作に比べて動作が格段に軽快であることが特に目についた印象です。5戦して強制終了はゼロ回。
プレイに使用した端末のスペックが低い(1.5GHzデュアルコア+1GB RAM)にもかかわらず、カードの移動や対象の指定時にもモッサリとした感覚がなく、サクサク楽しめました。
ただし、超大作だけに容量が大きいこと(ゲーム本体+データで1.3ギガバイトあります)、ムービーをはじめリアルなエフェクトが多用されていることなどから多少熱は持ちます。
アプリダウンロード時に1.3GB全てが降ってくるので、Wi-Fiを使うことを強く推奨します。

PCで遊ぶこともできます。
Steam:Magic 2015 – Duels of the Planeswalkers(9.99USD~)




マジック2015
価格:無料
開発:Wizards of the Coast LLC




アプリ名マジック2015
対応OSAndroid 2.3 以上
バージョン1.0.3071
提供元Wizards of the Coast LLC
レビュー日2014/07/30
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