Time Dilation Calculator : ウラシマ効果を計算!Androidアプリ459
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おはようございます、タマイ・ラマです!
相対性理論では、物体が高速で移動するほどその系における時間の流れは遅くなります。静止している観測者の時間の刻み幅をΔt とすると、運動体の時間の刻み Δt’ は、光速をc、運動体の速さをvとして、以下の式で与えられます。
このとき光速に近い速さで運動する物体は、ほとんど時間の進みがないことになります。(Wikipedia「時間の遅れ」を一部改変)
※オクトバはAndroidアプリおすすめサイトです
長々書いておいて私自身あまり良くわかっていないのですが、
例えば『すごい速い宇宙船に乗って宇宙旅行から帰ってきたら、地球の皆は自分より年を取っていた!!』という事態が発生します。
※4月に発売のXperiaを待ちきれない方は、光に近い速度で移動していればすぐ発売日になります!
日本では「ウラシマ効果」として知られるこの現象ですが、今回紹介するアプリを使えば発生する時間の違いを計算する事ができます。
よく宇宙旅行に行かれる方は、本アプリで予め時間の確認しておくと時差ボケが改善されそうです!
- 相対性理論における、時間の遅れを計算
- 有名な星、銀河までの距離入力をサポート
開発:LuppTech
起動画面です。
ここに移動速度(光の速度に対する割合)と移動距離(光年)を入力します。
とりあえず光速の0.9倍にしました。
光速が秒速30万kmぐらいなので、これはとても速いです。
太陽まで4分(観測者から見たら9分)で行けます!
なお、1より大きい値が入力できないのは光速が速度の上限だからです。
次に移動距離を入力します。
直接値を入力する事もできますが、本アプリには有名な星・銀河系までの距離を教えてくれる機能があるのでそれを使います。
「menu」から「Starts(星)」「Galaxies(銀河)」を選べます。
「Galaxies」を選びました。たくさんの銀河がリストされています。
ここは地球の銀河系から一番近い銀河である、アンドロメダ銀河を選びます!
一番近いはずなのに254万光年も離れています。宇宙は広大ですね。
では、「Calculate」を押して計算します!
結果が出ました!
光速の0.9倍の速度だと、アンドロメダ銀河までは123万年かければ行けるみたいです!ちょっと長生きしないとダメそうですね。
このとき、地球との誤差は約160万年です。今から160万年前といえば、猿人が原人に進化していた頃でしょうか。
ちなみに光速の0.99999999999992倍の速度で移動してやっと1年ぐらいでアンドロメダ銀河に到着できるみたいです。
このとき地球とは254万年の差があります・・・、往復したら倍です。
今回は使いませんでしたが、「Stars」にも多くの星が登録されています!
少々特殊なアプリですが、宇宙へ思いを馳せるとき、話のタネに、結構遊べるんじゃないでしょうか?
余談ですが、一般相対性理論がGPSの計算に使われている事は割と有名な話かもしれません。
割と身近な所で使われています!相対性理論!
開発:LuppTech
アプリ名 | Time Dilation Calculator |
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対応OS | |
バージョン | 1.1 |
提供元 | LuppTech |
レビュー日 | 2010/03/16 |
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