【GALAXY S 特集】 第1回 : 『GALAXY S』のここがすごい!

2010年10月28日、満を持してSAMSUNG(サムスン)製端末『GALAXY S(SC-02B)』がNTTドコモより発売されました。
HT-03Aから始まる日本のAndroid端末史上において、最もハイスペックな機種となっています。
既に世界では同型機種が500万台以上も販売されており、その性能は折り紙つきです。

本日よりオクトバでも『GALAXY S』の集中特集を組んでいきます。
第1回の今日は、マシンスペックや他機種との比較をしてみたいと思います。

外観

『GALAXY S』は約4.0インチの「SUPER AMOLEDディスプレイ」を備えたフラット型の端末です。
ディスプレイ解像度は480×800px。写真では伝わりきらないかもしれませんが、画面は非常に鮮明です。
もちろん、マルチタッチにも対応しているので、ピンチイン/アウトでの画面の拡大/縮小が行えます。

ディスプレイ下には物理ボタン1つと、タッチセンサー式のボタンが2つ搭載されています。
左から、「menuボタン」「ホームボタン」「戻るボタン」です。
タッチセンサー式の2つのボタンの感度も非常に良くストレスなく使えます。

サイドには、左に音量調節ボタン、右に電源ボタンが配置されています。
上部には、microUSBコネクタとイヤホンジャックの挿入口があります。

背面にはカメラとスピーカーが備わっています。
黒字に輝く『GALAXY S』のロゴもクールです。

他のAndroid端末と比べてみました。
サイズはほぼ同じですが、Xperiaに比べて薄さを感じます。特に持ってみた場合の実際の感覚が違います。
(画像左から『GALAXY S』『HTC Desire』『Xperia』)

Androidのライバルと言われるiPhoneとも比較してみました。
『iPhone』のほうが一回り小さいですが『GALAXY S』は丸みがあり手にフィットするため、持ったときの感覚では個人的に『GALAXY S』に軍配があがりました。
(画像左から『GALAXY S』『iPhone 4』)

さらに、『GALAXY S』は約118gと他の端末に比べ非常に軽くなっています。(『iPhone4』約137g 『HTC Desire』約135g)
数字だけをみると20g前後の違いしかありませんが、実際に手に持って比べてみると『GALAXY S』の軽さには驚かされます。
長時間使用する際には、この体感重量の違いは大きく影響しそうです。

特徴

【Android OS 2.2 (Froyo)】
(Android2.2(Froyo)については、こちらの記事で詳しく紹介していますのでご参照ください。)

国内で販売されている『GALAXY S』は、出荷時からAndroid2.2(Froyo)を搭載しています。(国際版は2.1を搭載)
Flash10.1に完全対応していることは、その大きな特徴です。

これにより、PCで利用されているFlashの大半が再生できるようになりました。
Flashで動画が提供されているニコニコ動画も画像の通り再生できます。
ディスプレイの性能も相まって、非常に鮮明な動画を楽しむことが出来ます。

【単体でのスクリーンショットの撮影が可能】
『GALAXY S』には、画面に写っているものを、そのまま画像として保存する機能が備わっています。
これまではスクリーンショットを撮影するためにはPCに接続する必要が基本的にありましたが、『GALAXY S』は端末単体での撮影が可能となっています。

過去のオクトバの記事内の画像の多くに、PCとの接続を示すアイコンがステータスバーに表示されていました。
しかし、『GALAXY S』では単体での撮影が可能であるため、そのマークがありません。
スクリーンショットの使い方は、「ホームボタン」と「戻るボタン」の同時押しです。慣れるまでは少しタイミングが難しいかもしれませんが、画面をメモしておきたい時などに非常に役立ちます。

【ステータスバーの機能拡大】
ステータスバーを展開すると、上部に5種類の切り替えボタンが表示されています。
Wi-FiやGPSなどのON/OFFをここで切り替えることが出来ます。

【カメラ】
ハイビジョン録画/再生に対応した、5Mpxのオートフォーカスカメラを搭載しています。
ディスプレイの性能が良いことが手伝い、撮影した画像はとても綺麗に確認できます。

連射などの撮影モード切り替えや、シーン撮影モード、顔認識などの機能も用意されています。

【文字入力】
『GALAXY S』には、標準で3つのキーボードが搭載されています。
中でも特徴的な2つのキーボードをご紹介します。

・「Samsung日本語キーボード」
QWERTY配列とケータイ配列を切り替えることができるキーボードです。
ケータイ配列ではフリック入力に対応しています。

・「Swype」
Swype入力が行えるキーボードです。
残念ながら日本語には対応していませんが、英文入力に関しては慣れると驚くべき速さを誇ります。

(Swypeについてはこちらの記事をご参照ください。)

【タスクマネージャ】
『GALAXY S』には、タスクマネージャアプリがプリインストールされています。
また、ホームボタンを長押しし「最近使用したアプリ」一覧を表示させ、そこからタスクマネージャを起動させることができます。

タスクマネージャでは、起動中のアプリの確認/終了や、メモリの開放などが行えます。

その他

この他、『GALAXY S』の特徴は以下の通りです。

まとめ

使いやすさはもとより、どれをとっても現行の国内Android端末最高クラスです。
ワンセグ等の国内向けのサービスの多くには対応していませんが、自信を持っておすすめしたいと思います。

【GALAXY S 特集】、次回はプリインストールアプリについてご紹介したいと思います。