今ではすっかり見なくなってしまいましたが、昭和生まれの皆さんの小学生時代の社交場といえば、ゲーセンよりも「駄菓子屋」でした。
むしろゲーム筐体を置いている駄菓子屋も多かったわけですが、その中でも最も人気のあったコインゲームをスマホに忠実に移植したアプリが、その名も『新幹線ゲームⅡ』です。
「10円玉をバネで弾き、穴に落ちないようにゴールへ導くと景品が出てくる」というルールは単純ながら奥深く、当時実機に10円をつぎ込んだ方も、初見の方も熱中すること間違いなし!
ランタイムがない方は要ダウンロード
本アプリはFlash版「新幹線ゲームⅡ」を移植したものです。
そのため起動には別途ランタイムのアプリ『Adobe AIR』のインストールが必要です。
入っていない場合は起動時に自動でダウンロードページを表示してくれます。
必要なゲームは意外と多いので、持っていない方はこの機会に入れておきましょう。
高い再現度に懐かしさとトラウマが蘇る?
懐かしい人にはとても懐かしい筐体画面。
初見の人でも、何となく郷愁というかレトロな感じは伝わってくるはずです。
ちなみに実機を観たい方は、この動画(YouTube)をご覧下さい。
本アプリと比べてみると、その再限度の高さがよくわかると思います。
Menuキーから本体の設定ができます。
・効果音…10円玉やバネの音などのON/OFF
・拡大・縮小…3段階
・宝箱…獲得した景品一覧
・操作方法…「画面長押し」「スワイプ」の切り替え
・その他…ツイートや操作説明など
・終了…アプリ終了
終了確認画面もこだわりと愛を感じる作りです。
見た目に反して(?)繊細な操作性
「拡大・縮小」で筐体全体を表示させた上で「スワイプ操作」が個人的オススメ設定です。もちろん10円玉の「チャリーン」音を聴くために効果音はぜひONで!
画面をタップして10円を投入したら、レバーを引いて10円玉を弾きます。
10円玉やバネの挙動、そしてサウンドが非常にリアルで、想い出を喚起させます。
10円が穴に落ちてしまえば、当然ながら没収。
強すぎても弱すぎてもいけないので、絶妙のレバーさばきが要求されます。
スワイプ操作ならレバー横のゲージが引きの目安になるので、比較的簡単になります。
子供時代にはできなかった贅沢プレイ!
ちなみに10円玉を入れまくるとこうなります(笑)。10円が詰まってしまったら、本物同様(?)端末をシェイクすればOKです。
今考えてみると「投入したお金で直接遊ぶ」というのはパチンコよりもギャンブルな感じがしますね。
実際かなり熱くなり、筐体を揺らしまくって怒られた記憶が蘇ります。
他にも「名古屋から京都を飛ばして新大阪までショートカット」など様々なテクがあり、いろいろと発見の楽しみがありますよ。
景品も懐かしの品々です
ゴールである「博多駅」に無事辿りつければ、景品として駄菓子がゲットできます!
ゲットした景品はドラッグして持ち上げたりできます。
長押しして「☓」タップで「宝箱」にしまうことができます。
宝箱では、これまでに取った景品を一覧できます。
各項目はタップすることで、筐体画面に戻すことも可能です。
それにしても懐かしい駄菓子ばかりです。私も思わずコンビニでキャベツ太郎を買ってしまいました(笑)。
ちなみに「運賃」は総支出。ゲームとはいえ、かなり散財してしまいましたね…。
ゲームとしては本当にシンプルなのですが、細かい部分まで本当にこだわり抜いて作られています。派手さこそありませんが、ちょっとした時間の息抜きに、少年時代に戻ってみませんか?