スマホには端末の設定項目がいくつもあって、場面によってそれを使い分けている人も多いと思います。
その設定変更を簡単にするためにスイッチ系のウィジェットを置いたり、通知領域から変更している人もいると思います。
でも正直…面倒ですよね。
今回ご紹介する『Auto Settings』はシステムの状態が変化した時、また指定したアプリを起動した時に自動的に設定変更してくれるアプリです。
バッテリー残量が低下した時にW-Fiをオフにしたり、マップアプリ起動時にだけGPSをオンにしたい、といったことが実現できます。
初めて起動するときにはチュートリアルが表示されますので、これを読めばひと通りの設定方法はわかると思います。
メインの画面ではメニューは3つ。中央のボタンをタップしてONにすれば、本アプリの設定が有効になります。
とは言っても、最初は何の設定も登録されていないので、まずは「リスト」で設定登録をしましょう。
本アプリで設定を自動的に変更をするためのキーとなる条件は2種類あります。1つは「指定したアプリを起動した時」で、もう1つは「システム状態が変更された時」です。
まずは「マップが起動した時にGPSをオンにして、画面をスリープしないようにする」という設定をしてみましょう。
「新しい設定を追加する」をタップするとアプリ一覧が表示されるので『マップ』を選択します。
『マップ』が起動した時に設定項目をどうするのかを、それぞれ設定していきます。
設定できる項目は以下のとおりです。
・モバイルデータ通信
・Wi-Fi
・GPS
・Bluetooth
・画面の自動回転
・スリープまでの時間
・画面の明るさ
・メディア音量
これらの設定は自動で変更されますが、GPSについては直接変更することができないので、設定画面が開かれます。
最初の画面で本アプリをONにすることで、設定が有効になります。
実際にそのアプリを起動すると、本アプリによる設定が行われたというお知らせが表示されます。
このあと、ホームボタンを押してホーム画面に戻ると、設定変更が解除されて元の設定に戻ります。戻るキーでアプリを終了させても、設定は元には戻りませんので注意が必要です。
アプリを起動した時だけではなく、システムの状態が変化した時にも設定を変更することができます。
キーとなる条件は以下のとおりです。
・システム起動時
・バッテリー残量低下時
・ヘッドフォン接続時
・ヘッドフォン切断時
・電源接続時
・電源切断時
・スリープ復帰時
・スリープ時
バッテリーの持ちのためにスリープ時にはデータ通信とWi-Fiをオフにしておく、といった使い方ができますね。
設定を変更したい時、というのは案外パターン化されているものです。なので、本アプリを使ってそれらを自動化してしまうと楽になりますし、忘れることもなくなります。
また、本アプリには機能制限された無料版の『Auto Settings Free』もあります。
こちらは「アプリを登録できる数が2つまで」「システム状態をキーとする設定がない」というものになっています。まずはこちらを使って機能を試してみてもいいでしょう。